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カテゴリ:’11冬ドラマ
第12話の視聴率は、前回の19.8%より上がって、20.4%でした♪ 久々の20%台、良かったです♪(^^)
今回は、右京さんの芝居、面白かったです♪ 荒っぽいセリフが似合わないですね(笑) 刑務所の中で、殺された市田と知り合って、儲け話を聞いたので、自分も参加させて欲しいと、旅館の客達5人に言いました。 そこへ神戸が警視庁特命係だと言って入って来て、右京さんに市田を殺した罪で逮捕状が出ていると言って、手錠をかけました。 予告の手錠は、このお芝居だったんですね。 実は、この逮捕状もウソで、神戸君の健康診断結果の紙でした(笑) 神戸「逮捕状があった方がリアルかと思って」 右京さん、驚いた顔をしていましたが、しっかりこの紙の内容、見てたんですね。 ヘモグロビンが少ないので、明日にでも検査に行った方がいいと言いました(笑) 13~18でなければならないのに、神戸君は11.2でした(^^;) 右京「思わず目が行ってしまって、どんな顔をしていいか戸惑いました」 生まれつき少ないので、大丈夫だと、神戸君は言いました(^^) 最初の方で出てきた検査結果が、ここでも使われるとは思いませんでした。 小道具の使い方、良かったですね♪
そして、事件解決後、おなかが減ったという神戸に、 右京さんは「君の好きなナポリタンでも食べに行きましょう」と言いました。 神戸君はナポリタンが好きなんですね♪ 2人が仲が良くてよかったです♪ 最初は、右京さんと神戸君、また別行動だったので。
右京さん、一人で、市田が泊まっていたホテルの部屋にあった雑誌に印のついていたホテル「オーベルジュ」へ行きました。 そして、宿泊したいと言って入り込みました。 職業、不動産業で、別荘の販売をしているとウソをつきました。 このホテルには3人と2人の計5人の客が来ていました。 でも、夫婦だというのに、結婚指輪をしていなかったり、もう一組は違う結婚指輪をしていたり・・・ 右京さんは、どちらも夫婦でないとすぐ見破りました。 この5人の客の中の誰かが市田を殺した犯人かと思いましたが・・・ 犯人は、全然別の人でした。 商売仇だと嘘をついて、市田の写真を見せて、見たことはないかと「オーベルジュ」の2人に聞きました。 シェフ兼経営者の西尾は、眼鏡をかけていなかったので、分からなかったと答えました。 でも、市田は刑務所に入ってから目が悪くなり、眼鏡を買ったのは、殺される前日でした。 眼鏡をかけた顔を知っている西尾が犯人でした。 なるほどねという感じでした。 7年前に6人が何か埋めたのを目撃していたそうです。 その後、忘れていましたが、ホテルの経営が傾いて大変になってしまい、そんなある日、市田からの予約の電話を受けて、昔、お金を埋めたように見えたのを思い出して・・・ 予約確認の振りをして、宿泊先のホテルを聞き出し、張り込んで、会って、もめて殺してしまったのでした。
この真犯人はいいですが、5人組があまりにもいい人達すぎて、ちょっと現実感がなく、メルヘンチックな感じがしました。 5人とも7年前に亡くなった資産家、武本の使用人でした。 武本には孫・麻美がいて、麻美に資産を遺すために、少しずつ財産を裏金にして、自宅内に蓄えていたとのこと。 ところが、ある日、武本が心臓病で急死してしまいました。 5人はこの裏金のことを知っていました。 この裏金を警察や税務署に見つからずに、麻美に渡すために、お金をどこかに隠そうと言い出しました。 たまたま訪れた市田に知られてしまい、彼がオーベルジュ近くのリゾート開発地が適地だと言い、そこに埋めました。 定期借地権付きで10年経ったら取り壊す商業施設の予定地でした。 7年が時効なので、7年経ったこの日、お金を掘り起こしに来たのでした。 でも、その前に、市田は殺されてしまい、約束のオーベルジュに来られませんでした。 右京さん達が来て、逮捕のお芝居をして、所轄の刑事が30分後位に来るので、ここで待機しているように、神戸が言いました。 それを聞いて、税理士は一人でその前にお金を掘り起こそうとしました。 でも、後をつけた神戸達に見つかってしまいました。 4人はこういう形でお金を渡してもお嬢様は喜ばないと思い直して、自首することにしました。 時効まで1時間あまりだったのに、少し残念だったような気もします。 でも、麻美さんはお金のことに執着なさそうでしたからね。 そのお金なしでも10数億、麻美が相続するはずだったのに、当時、中学生だったので、後見人がつくことになり、叔母の良子さんが後見人になりました。 彼女は麻美の分も預かると言って、結局、大学までの学費と生活費を出してもらうだけになっているそうです。 こんなことってあるのでしょうか? 元々、良子さんが後見人についたら、麻美にお金がいかないと、武本さん自身も気にしていたらしいです。 だったら、遺言書に後見人も別の人を指定するとかできなかったでしょうか? この裏金があるからいいと思ったのでしょうか? 裏金の半分は税理士にあげて、半分、麻美にという約束だったそうです。 それも税理士がそう言っただけなので、本当のことかどうか分からないです・・・ もし、本当だとすると、半分税理士というのは多すぎるような気がしますが、 武本さんは税理士も心底、信用してはいなかったということでしょうか?(^^;) でも、他の4人は皆、いい人みたいで、自分の金儲けではありませんでした。 この5人が裏金を奪い合わなくて、皆、麻美に渡そうとしていて、良かったです♪ 故人の武本さんを愛し、偲んでいて、ほんわか暖かい話でした。 屋敷は良子さんが売りに出してしまって、5人の優秀な使用人たちもその時、クビになってしまいました。 「優れた一流の物には、お金を惜しんではいけない」 それが武本氏の信条だったので、優秀な人を使用人に集めて、どこよりも高い給料を払っていたそうです。 それが無駄遣いだと以前から良子さんは文句を言っていたそうです。
その元使用人の5人が集まったのは、お金を掘り出すためだけではなかったようです。 「あのお屋敷がなくなった今、ここは武本会長の想いが残っている唯一の場所ですから・・・」 相棒らしく、人情物に持って行きました♪(^^)
結局、このお金、どうなるのでしょう? 脱税したお金だから、全部没収されてしまうのでしょうか? 「全ての財産を孫娘の麻美に相続させる。そして後見人は○○とする」と、5人の内の誰かの名前を書いて、遺言書を書いておけば良かったのにと思います。 それでも、遺留分が良子さんにも行くんだから。 麻美さんは良子さんに財産を独り占めされても気にしない、いい子なんだから、裏金を遺されても心が痛んだかもしれません。 そんなことが少し気になりました。
でも、なんと言っても、今回の見所は、右京さんと神戸君のお芝居ですね。 ようやくオーベルジュに着いた神戸に 右京「君にしては、随分、時間がかかりましたね」 神戸「杉下警部と同じ道は辿りたくなかったもので」 右京「君は時々、妙な負けず嫌いを発揮しますねえ。 僕は、別に勝ち負けを競ったりはしていませんよ」 そんなやりとりをして、距離感のある関係を見せておきながら、その直後にチームワークのいい“右京逮捕”のお芝居を見せてくれました♪(^^) 水谷さんが詐欺師の振りを、わざと下手にお芝居していて、笑えました(笑) 右京さんはお芝居、うまいのに、さすがに品のない役は苦手ということでしょうか?(笑)
来週は、嘘つきの少年の話ですね。 神戸君と少年とのふれあい、楽しみです♪(^^)
【視聴率推移とレビューリンク】 (関東地区) [第1話]17.7% [第2話]19.6% [第3話]18.4% [第4話]20.2% [第5話]21.1% [第6話]20.5% [第7話]19.7% [第8話]21.2% [第9話]19.3% [第10話](元日SP)19.3%(レビューありません) [第11話]19.8% [第12話]20.4%
【第12話粗筋】 (公式HPより) 「招かれざる客」 会社の金を横領して逮捕、2週間前に出所したばかりの市田の遺体が発見された。事故死という捜査一課の判断に疑問を抱いた右京(水谷豊)は、市田が持っていた観光ガイドに印があったオーベルジュへ向かう。 脚本:戸田山雅司
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