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カテゴリ:ドラマ
「葬送の儀」 第9話の視聴率は、前回の8.5%より僅かに下がって、8.4%(関東地区)でした。 次回、最終回です。 やはり大野(藤本隆宏)と山賀(財前直見)が犯人でした(^^;) それにしても、あんなふうに惨殺して、本当に感謝されるかしら??(^^;) 最後の、亜衣の家族の恐れぶりを見ても、とても感謝しそうな雰囲気には見えず、どうも矛盾を感じました(汗) 原作未読ですが、犯人は一緒で、殺害動機は原作とは替えたらしいです。 原作の殺害動機は知りませんが、このドラマでは、救いようのない家族は、最後の解決方法として、苦しみのないよう送ってやるために、殺害するようです(汗) 一種の宗教的思想??(^^;) それでは、まず、今回のあらすじです。
【第9話あらすじ】 (Wikiより) 大野(藤本隆宏)と山賀(財前直見)の家が内部で繋がっていることを知った游子(松雪泰子)は彼らに監禁される。游子は山賀の話を聞き、彼らが「同志」であることと、これまでに末期状態に陥った家族たちを、救うために「送ってさしあげて」いる、つまり殺していることを知る。綾女(水野美紀)に刺された油井(谷田歩)は、椎村(平岡祐太)に藤崎が暴力団とつながりを持ちその罪を馬見原(遠藤憲一)になすりつけたことを示す資料を渡し、綾女を罪に問わないよう頼む。そして馬見原に父親の愛情を注がれる研司を羨ましく思っていたことを告白して息絶える。疑いが晴れた馬見原は捜査に復帰する。浚介(伊藤淳史)は帰って来ない游子を心配する一方、亜衣(中村ゆりか)からメールを受け取るが、やり取りは途絶える。浚介は渓徳(北山宏光)に游子のシャンプーを輸入した人物を探させ、馬見原に捜索を頼む。游子を犯人とする見立てにこだわっていた馬見原だが、浚介の必死の頼みに心を動かされ、椎村とともに彼女の行方を追う。シャンプーの輸入者が山賀であると判明し、渓徳とともにその家を訪ねた浚介は、中にある祭壇に、これまで殺された家族の名を書いた大量の折鶴と芳沢一家の名を書いた犯行計画の手紙が供えられているのを見つける。亜衣たちが危ないと気付いた浚介は芳沢家に走るが、大野に捕らえられ、同家の家族たちや游子とともにリビングに拘束される。そして大野たちは、亜衣の見つめる前で両親を刃物でいたぶり始める。游子は大野に体当たりし、必死の思いで自分を先に殺せと叫ぶ。 * * * 私の主観入りで、もう少し詳しく、説明します。 大野と山賀が犯人だと知って、最後の解決方法が家族を殺す事かと憤慨した游子に、山賀は言いました。 山賀「あなた、今まで何も救えてないでしょ。 私達は救って差し上げてるの。その証拠に、皆さん、私達に感謝して旅立たれました」 遊子「感謝?」 大野「君は今まで救おうとした家族に本当に感謝された事はあるのか?・・・ ない。残念だけどね。 それどころか、君は7年前、ある家族を救おうとした。 DVで暴れていた息子が立ち直ると君は信じた。 真面目な父親と母親、幼い娘を説得してまで、家族を守る事に拘った。 君は父親を追い詰めた。そして、悲劇が起きた」
7年前、遊子が救えなくて、追いつめられた父親が一家を惨殺して無理心中してしまったのは、経験不足で悲しい事でしたが・・・ だからと言って、そういう家族を互いに殺し合う苦しみから救うために、代わりに殺すという事にはならないでしょう(汗) あの世でいい家族になれるよう、神に祈るとしても・・・ この殺害動機に共鳴できる人は殆どいないのでは?(^^;) もし、百歩譲って殺すとしても、もっと苦しまない殺害方法を選ぶものでは? よりによって、あんな惨たらしく殺されて感謝する人なんていないと思うのですが?(汗)
7年前、山賀のカウンセリングを受けた時、遊子も言いました。 遊子「人殺しに正義なんてありませんよ。一家心中なんて甘いもんじゃない。家族殺しです」 山賀「仕方なかったって事があるのかなって。私、思えるようになったの。 今はただ、安らかにお眠り下さいって祈るしかない。 だけど、家族に手をかける前に私に相談してくれたら・・・ラクにしてさしあげられたのにって・・・」 回想から戻り、現在の遊子 遊子「それが一家心中にみせかけて一家全員を殺すって事ですか? それが救いなんですか?」 山賀「あなた、実森さんの最後の言葉、聞かなかったの?」 実森の最後の言葉「氷崎さん、もう悩む事なんかない。今までありがとう」
でも、これは氷崎遊子が今までこの家族をなんとかしようと頑張ってくれた事へのお礼で、2人が惨殺した事へのお礼ではないと思いますが(汗) もう死にたいと思っていた時、殺してくれて解放されて良かったと思う人が中にはいるかもしれませんが、あんな惨殺では(汗) それに元々、芳沢家は父が亜衣を殺す直前だったのだから、あそこで亜衣を救っても、その後、両親をいたぶって殺して、亜衣を自殺させたのでは、救ってあげた事になるとは思えないし・・・ 逆に、彼女に両親殺害の罪をなすりつけるだけのような気がします(汗) 変な思想の2人の自己満足では??(汗)
椎村は無事で良かったです♪ 油井は亡くなったようですが、刺した綾女は正当防衛が認められて無罪だったよう♪ 良かったです♪ これで綾女親子も不安がなくなるでしょう(^^)
油井が死ぬ前に、椎村に藤崎が暴力団と繋がっていた資料をくれたので、それを上層部に見せて、馬見原の疑いは晴れました。 ようやく馬見原は連続家族殺害事件の捜査に復帰しましたが、まだ游子を疑っていて・・・(^^;) 浚介と渓徳の方が余程、優秀ですね(^^;) 浚介にシャンプーの写真を見せられて、ようやく游子が犯人ではない事を信じてくれて、游子の監禁場所を探すのに協力してくれましたが・・・ 遊子の携帯は関係ないトラックの荷台に乗せられていて、馬見原達はまた空振り(汗) 浚介と渓徳は、輸入シャンプーの会社に個人輸入の個人情報を聞いて、山賀がシャンプーの個人輸入者だと知って、真犯人だと確信。 警察ではなく、個人にお客さんの個人情報を教えてくれたなんて、業者、寛大でしたね(汗) 事情を説明したと言いましたが、そのシャンプーを使った人に監禁されたようだと言っても、警察でなかったら普通、信じてくれないのでは? 浚介達は、山賀の家へ。留守で、隣が大野白蟻工業で、遊子を殺そうとした駒田が勤めていた所だと分かり、勝手に鍵をピッキングで開けて入りました。 そして、祭壇を見つけ、そこに供えられた葬送状から、新たなターゲットが芳沢一家である事を知りました。 「葬送状 次の者たちを、来世において 幸いなる家族となる事を念じておくりだす」 その中に、芳沢一家3人の名前が書かれていました。 祭壇に沢山飾ってあった折鶴、たまたま渓徳が取った鶴が、実森家と麻生家、被害者家族の名前が書いてあり、びっくり(^^;) 2つ引いて、2つとも知り合いなんて、大当たりですね(^^;) それにしても、あんなに遺影があって沢山殺しているのに、それでも気づかない警察、無能ですね(汗) 浚介は、芳沢家に駆けつけましたが、遊子と共に、人質となってしまいました(汗) 山賀「今から家族の最後の儀式を行います」
突っ込みどころが多く、警察と馬見原の無能ぶりを更に実感した回でした(^^;) 脚本家、この一家惨殺を家族のためと美化するのは大変で、苦労した感じかな??(^^;) でも、惨殺現場をリアルタイムで疑似体験できたのは、謎が解けてすっきりして良かったです♪ 次回は最終回。 事件より、浚介と遊子が結婚して、氷崎家が幸福になってくれる事を祈ります♪
【原作】天童荒太「家族狩り 第一部〜第五部」 【脚本】大石静(第1~5話)、泉澤陽子(第6~9話) 【主題歌】androp 「Shout」
【視聴率推移】(視聴率は関東地区) [第1話]10.5% [第2話]6.9% [第3話]5.6% [第4話]6.4% [第5話]6.4% [第6話]8.5% [第7話]7.6% [第8話]8.5% [第9話]8.4%
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