|
テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 カ行
『コルシカン・ファイル』を観ました
地中海北部、イタリア半島の西方に位置し、フランス領でありながら まるで違った風土と文化を持つコルシカ島を舞台に、 『おかしなおかしな訪問者』『ビジター』の凸凹コンビ、 ジャン・レノ&クリスチャン・クラヴィエが共演したアクション・コメディです >>『コルシカン・ファイル』関連 原題:L' ENQUETE CORSE/CORSICAN FILE ジャンル:アクション・コメディ 製作年度・国:2004年・仏 上映時間:92分 監督:アラン・ベルベリアン 出演:クリスチャン・クラヴィエ 、ジャン・レノ 、カテリーナ・ムリーノ 、ディディエ・フラマン 【ストーリー】 パリの私立探偵ジャックは、公証人から“レオーニという男を見つけ出し、 遺産相続の不動産登記証書を手渡して欲しい”と依頼され、 さっそくコルシカ島へとやって来る。 ところがジャックがレオーニという名前を口にするだけで島の人の態度は急変、 簡単なはずの仕事は早々にカベにぶち当たってしまう。 それもそのはず、実はレオーニはコルシカ島民族主義グループのリーダーで、 警察が血眼になって捜しているお尋ね者だったのだ。 そうとは知らず聞き込みを続けるジャックは、よそ者に冷たいコルシカの人とも いつしか打ち解けていくのだったが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を ジャン・レノが追われる身のサスペンスなのかと思い気や、 コルシカ島ってこういう島、コルシカ人ってこういう人なんだということを大げさに、 面白おかしく主張したコメディ映画でした。 情に厚く家族思いでよそ者を嫌う気質があるのが、コルシカ人だそうで、 (本当かどうかは分かりませんが) 人探しに来た探偵ジャックは、島人全員に不審者を見るように扱われ、 簡単な依頼だったはずなのになかなか捜査が進まず、 セクシー女性と恋に落ちたり(?)、誘拐されたり、捕まったり、 爆破に遭ったり、逃走に巻き込まれたりと災難続き そんなおっさんをまったりと見守るゆるーいフランス・コメディです 笑えるようで笑えない、ニンマリする程度の小さな笑いの要素と、 派手さにかけるアクションシーン、個性的なキャラクター、 コルシカ島の美しさが散りばめられておりました ふと気づくと、サスペンス的要素が見失われ、ジャン・レノがかっこよく 拳銃持った画像なんかがDVDパッケージですが、そんなシリアス場面は皆無、 コメディ一直線の様相です そもそもジャン・レノのレオーニよりも、主役は探偵ジャックの方でしたから 終わってみれば、ジャン・レノがお金を盗んだ(借りた?)理由がよく分からなかった フランス語の音を聞いていると心地よくなって気を失っていたのかも なんとなく、上手く丸め込まれたそんな感じのユルユル映画でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画 カ行] カテゴリの最新記事
|