精神病はどっちだ5
このシリーズ、全然増やす気は無かったけど、気がつけばNO.5まできた…。NO.4を先に読んでからこの5を読まないと意味がわからないので、それを読んだ前提として書きます。その夫は、土曜日に妻から聞かされた驚きの、完全自己中心的コメントを聞いてやはり心の中がモヤモヤしていたところ、日曜日の夕方に勇気を出して軽く諭してみた。本当は、改善したいのだ。夫は改善すべくちょこちょこ普通に話しかけいるのだが、返す言葉は常に喧嘩口調、だから会話のラリーができないのだ。今回は特に極力声のトーン、抑揚なんかも注意してトライした。しかし、これは奴隷である夫が王様である妻に諭す=死刑を覚悟しての決死のトライだった。夫「合格するか しないかは別として、150万円+αもの大金がかかるかもしれないんだったら普通は事前に夫に相談ぐらいしておくもんじゃないのかな」妻「ちゃんと考えてます (以上終わり)」夫「(事前相談のこと言ってるんだが)・・・」要するに妻にとって夫は抵脳な金だけを運ぶ奴隷だから所詮考えて意見を言う必要は無い、そもそも夫に話をすること自体が面倒なこと、という、離婚夫婦も顔負けの鬼嫁っぷりを発揮している。離婚夫婦でも少しは元・友達や恋人としての気遣い・対応があるかもしれないが、夫婦であることを微塵も感じさせない言動が当たり前、らしい。一応妻もバイトして稼いでいるようで詳細は非開示だが、夫の年収の数%程度の収入はあるようだ、大変な家事労働を割り引いても、せめて150万+αを夫の稼ぎの中で勝手に使う決断するのには、せめてそれと同額程度の収入を確保してから言うもんじゃありませんか。夫も色々勉強しているが、宅建や貸金業、果ては社労士なんかも独学で、本屋で本買ってきて、一般模試を受けながらチビチビ資格取得してきてる。受験料が少しかかるけど累計しても50,000円前後だろう。超効率的勉強法らしい。夫は資格取得に際して受験資格が不要なものを選択している、そもそも趣味だし、こづかいの範囲でやるのに学校通うのは独学魂に反するのであえて避けてきている。家計に余裕があるから、事前相談無しでいいんだったら、夫が英語学習のレベルあげる為に、休職して外国に何年か行ってくるわ。ってビザ取って出国する前に言うのもアリだよな、って言ってた。まぁ、奴隷ごときがそんな勝手なこと許さん、と怒りだしてキャンセルしろだ、相談無しで決めるなとか、行くにしても自分のこづかいで行けとか、理不尽なこと言い出すだろうけどな。はー、ほんまに酷い扱いや。聞いてて涙が出てくる。こんな状態であと20年も40年も生きていくなんて、一体どんな懲役刑に処されているんだろうか。ってさ。刑務所に入ったら決まった時間労働して、食事して、健康管理してくれて(多少危ない目にあうだろうけど・・・)生活できる。でも、旅はできないし、酒も飲めない、好きなパソコンも使えない、何より大切な子供達に会えないのは、本当に最高に悲しくて辛いからそれは絶対に選択できない。今日、下の子が多分自宅の電話機を勝手にガチャガチャいじってて、偶然夫の携帯にかかったみたいだった。ちょうど席に居たので取れた、電話で子供が「パパ」とか「あーあー せんせい」とか、なんかいいたそうなかわいい声を聞いたとき、本当に嬉しかった。涙がでかけた。話す相手は子供しかいないけど、家族の声っていいな、ってその時思った。夫婦という繋がりが見えなくなた今、この子の為に、生きていかなくてはならない。上の子も来年受験生だ、勉強できる環境を維持してあげなくてはならない。心理的にはストレス満載だけど、この世界で生きる価値を見つけるしかない。