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ひさびさBS2で見ました。劇場公開で3回くらい見たのは、カルメンのシーンをカラスはこう演じるんだろう!と興奮してとにかくはまってしまったのでした。時間がたって落ち着いて見ると、主役ファニー・アルダンはカラスのイメージを元にして別な女性を演じていたんだと(あたりまえですけど)実感。単にカラスのドキュメントみたいに以前見てしまったことをすごく反省。過去の栄華ではなく、未来への希望を欲することが、人間の魂の慰め生きる糧なんだというメッセージを感じました。カラスの歌はそれに真実味を与えイメージ高めているんですね。夜中に蝶々夫人の昔のレコード流しながら同じような声が出ないことに慟哭するのに、カルメン撮影で希望を持ち、で結局現実を悟って無になって死んでしまったのかなぁ。ラストのCastaDivaは現実に未練をなくして超越してしまったカラス(カラスを通じて訴えたアルダンかな)を感じました。新たな感動でした。
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