光る君へ 16話
さわさんが切ないまひろは自分と同レベもしくは自分より下と思ってたら蜻蛉日記を語る教養があり道綱が夜這いをかけてくる魅力があり自分より上だと思い知らされた石山詣で楽しい物見遊山だったはずなのに、悲しい結末になっちゃったけど、さわさんが本質的に何を悲しんでいるのかまひろはわかってないんじゃないかなぁ結婚は諦めたと言いながら、石山詣でで出会いを期待してて道綱の夜這いで「きゃ」となったのが、人違いだとわかった落胆だよまぁ、まひろは道長以外はどうでもいいから誰でもいいから男性に見初められたい行き遅れ女の焦りはわからないよなさわさんに文を送り続けていたら以前、文字を教えていた子が助けを求めて来たから悲田院に行ったら、疫病の病人だらけ感染の仕組みは知らなくても、瘴気を吸うと病気になると信じているから薬師たちは鼻と口を布で覆ってる……大正解!まひろはそのままで看病してるから、やっぱり感染しちゃったし感染したまひろを家に連れて帰ったら、家が汚染されるじゃん一晩看病してた道長も感染してんじゃないの?<朝廷>中宮定子の部屋に一条帝もいて才気ある若者たちも集うサロン状態行成が古今和歌集の写本を献上し、文字の美しさを帝と中宮から褒められてるつい先日、冷泉家から藤原定家直筆の古今和歌集の注釈書が出て来たしタイムリー斉信は越前の鏡……裏に模様がないかくれんぼをしていた子供ではないけれど帝と中宮は一緒に遊ぶのが好き大人になった二人が何の遊びをするかと思ったら「香炉峰の雪」キターーーーー!御簾をあげて、雪が積もる庭を見せた清少納言「どうぞお近くへ」漢詩や和歌になぞらえた問いかけで知的遊びかと思ったら「雪遊び」だって?「雪山を作る」だって?公任や斉信その他みんなで雪玉を投げて遊ぶのを、冷めた目で見てる道隆の息子隆家遠めに見て、踵を返す道長この時はまだ、娘彰子を入内させる気はまったくなかったのか帝の笛と中宮の箏に合わせて舞うのは、名誉ではないのかな従兄弟同士だから伊周や隆家も気楽な感じ皇太后の詮子が苦言を呈しても「この後宮は誰もが楽器を奏でることができる」と伊周が一席ぶったよ!後ろに関白道隆がいるから強気になれる夜になって、いい感じの雰囲気になったのに弘徽殿から出火でぶち壊し放火が続いているみたいだけど誰が火付けをしているのか、となると道隆や中宮を妬んでいる人……詮子!という隆家「光が強くなれば影が濃くなるというもの」「私たちが暗い顔をすれば相手の思うつぼ、動じないのが肝心だ」強気な道隆兄さん強気すぎて、都の疫病対策は無視し続けてるって誰のための政だろう一条帝に問い質されて「疫病は下々の者しかかからない」んなわけあるかい!「比叡山に読経を命じています」あぁもう……読経や加持祈祷がこの時代の最先端科学だし根本的な治療方法なんてないのはわかってるけどさ……一条帝から「煬帝のついが滅んだのは、兵の備えを怠ったからではない」「民をおろそかにし、徳による政を行わなかったから」「朕はそのようになりとうない」兼家兄さんですら、疫病のことを気にしているのに道隆もその息子も軽視してる道隆兄さん悲田院を見に行くと言う道長を止めて「都の様子は俺が見てくる」「汚れ仕事は俺の役目だ」あーーーーー格好いいーーーーーーで、道長の代わりに行ったはずが、道長も来ちゃったし道長は悲田院で看病してるまひろと出会うしまひろは感染済で発症してるしそんなまひろを姫抱っこで家に連れて帰るって道長も感染しちゃうじゃん!!!!乙丸と百舌彦がやるべきことなんだろうけど乙丸はともかく、百舌彦は逃げてるなw会わないと決めて、できるだけ遠ざかっていたのに再会は疫病真っただ中「生まれて来た意味は見つかったのか」「行くな、戻ってこい」この短い台詞に込められた感情表現の見事さよそして、外でちんまり並んで座ってる乙丸と百舌彦w朝帰りの道長の背中を見送る倫子さま「私でもない、明子さまでもない、もう一人の誰かがいるわ」あーーーーさすが女の検定一級保持者それがまさか頭でっかちで身分の低いまひろと思ってないだろうけどみんなまひろのこと侮りすぎ!こういう「おもしれー女」は男の目を惹くんだよだからと言って、結婚まで進展することは稀だけどw<安倍晴明>強い風が吹き始めて「門を閉めよ、誰も外に出てはならぬし、入れてもならぬ」「今宵、疫神が通るぞ」疫神が何かはわからないけど、現代にも安倍晴明がいたら2019年末に疫神が来たと言ってたのかも