650911 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

山形達也85歳の心理学

山形達也85歳の心理学

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2012.04.10
XML
カテゴリ:薬科大学
さえ:

3月29日から今日まで日本から川西老師が薬科大学を訪問。会う度に、「どうですか、忙しいですか」と挨拶代わりに口にするのですが、何時も「忙しい、忙しい」という返事が返ってきます。

これは、ぼくのいたずらなところで、本当に忙しい人は、どんなに忙しくても「忙しい」とは言いませんし、せいぜい「まあね」くらいの返事をしますよね。「忙しい」と言うに人に限って、忙しがることで自分を有能に装うと経験で知っているので、からかっているのです。

80歳を超えてなおかつ瀋陽薬科大学のために尽くしておられる老師をからかうなんてもってのほかでしょうけれど、長い年月のつきあいの大先輩だから、まあ大目にみて貰って。。。

大学の書記とも校長とも会ったそうです。大学の移転はどうなりました?と一番気になっていることを訊くと、「北キャンパスを作って移転するのは止めたってことだった」という返事でした。

「ここは狭くなるけれど、ここに本部と大学院を残して、南の本渓に学部を移して、製薬関係の事業を展開するっていってたね」

2月に瀋陽に戻ってきたとき、北への移転が取りやめになるらしいという噂を聞いて、校長に、『日本の私立大学がバブルの頃東京から外に移転したけれど、大失敗だと悟って続々と都心回帰をしている。回帰できた大学はよいけれど、中央大学はもう戻れずに失敗してしまった』

『中国でも同じことが起こるだろうから、瀋陽の中心から郊外に移ってしまうのは得策ではない。まだ間に合うなら、今の場所を半分でも確保して置かないと、大学の将来は厳しいものとなる』と書きました。

その後、ひと月くらいして国際交流処の処長から、校長のありがとうという返事と、北には移らないでここにも大学を残すという話を聞いたのですが、他には言わないで欲しいと言われていました。

いま、川西老師という第三者から聞いたのだから、ここに書いても良いでしょうね。

噂は本当だったのですね。しかも今のキャンパスをその一部でも確保して置くと言うことは、この大学のために必須のことですから、本当に良かったと思います。

ぼくの提言は、後追いですから決定に役立ったわけではなかったでしょうけれど、大学の選択が正しかったことを支持しているわけですから、無意味ではなかったですね。日本語で書いて、研究室の朱Tongに中国にして貰って、その中国語を送ったのでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.04.10 09:16:08
コメント(0) | コメントを書く
[薬科大学] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.