全国学力調査についての各意見
全国学力調査について、いろいろな意見がでているが、その中から。新潟市長の言葉「時々(学力を)チェックする必要はあるかもしれないが、毎年毎年重ねる必要があるのか。巨額のお金を使って毎年やるんだったら、他の施策を充実させた方がいい」全数調査という非常に手がかかることを毎年やるのは、愚策としかいえないだろう。ほかにもやることは、山ほどあるというのに。それに、授業時数がこんなに減っているのに、4時間もつぶして調査して、その結果が忘れたころにでるのだから話にならない。また、今年の調査は急にはいってきたため、修学旅行の変更に苦慮した学校がいくつもでている。現場を混乱させて、調査をやっているという認識を文部科学省は、まず持つべきであろう。南九州新聞の社説は「文科省や政府は格差是正の観点から、こうした問題のある学校や地域に対して何らかの対策を示さねばなるまい。それが全国調査をした責任でもある。」といっている。まさにそのとおりである。