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カテゴリ:意見交換会
<質疑応答・給食問題〉
参加者1/ 今の大崎市の幼稚園の園長会って、私立幼稚園も全部入っているんですか? さとう市議/ いえ、大崎市立だけ。 参加者1/ 古川って私立だけじゃない? 参加者2/ ううん。敷玉とか・・・ 中島県議/ 長岡とか敷玉とか周辺部はありますね。 参加者1/ 田舎の方ですよね。中心部の方にはないと聞いたんだけど。 参加者2/ うん。ない。 中島県議/ 中心部はみんな民間ですね。 参加者2/ 私立はもう個人個人で、(牛乳を)変えてたから、うちの幼稚園は12月で遅かったけれども・・・ 中島県議/ 保育所はいっぱいあるよね。 さとう市議/ いっぱいあります。 中島県議/ 大崎市立の保育所は、この町の中にいっぱいあります。 さとう市議/ ちょっと聞いたんですが、概ね、こういった食材関係については、私立なんかは一歩進んでいましてね、私の同級生が(私立幼稚園に)入っていますけど、おそらく交換していますね。一園しか確認していませんけれども、交換しています。牛乳に関しては。 参加者1/ 岩出山の牛乳って、昨日もちょっと、集まりがあったのでそこに顔を出して聞いたんですけど、なんかこう、「餌を変えて努力してます。」というPRをされているんですかね?対外的に。なんか、「岩出山(の牛乳の放射線量は)高いんでしょ?」「メグ(ミルクの放射線量は)高いんでしょ?」しか言っていなくて、「牧草を変えたりして努力はされているよ。」「実際に(放射線の)数値も少しづつでも下がってきているよ。」とは、言うんですけど、これはPRがされていないのかな?と。 中島県議/ ちょっと足りないかもしれませんね。 参加者1/ ちょっとどころじゃないですよ。 中島県議/ まだ伝わっていないのかな。 参加者1/ だいたい情報って、悪い情報ばかりが先に「ばあ~!」と流れて、それに対する修正とかってなかなか流れにくいので、そこはもっと積極的に手を打っていかないと、こうやって切り替えてしまった以上、改めてまた、そこへ戻す必要性があるのか。ということもあるので。 参加者3/ メーカーで気にしている人が少ないと思っているからじゃないのかな? 参加者1/ この前の雪印とかの発言でしょ? 参加者3/ 気にしている人が多くて、その売り上げにすごく影響があるというならば、すごくPRもするのかもしれないけど、あまり、地元のくせに気が付いていない人(気にしていない人)が多いから、だから「別にいいんじゃない?」って感じなんじゃないの? 参加者1/ ああ、それは企業的にネ。それはあるのかな。 参加者3/ 「一部の人が何か言っているみたいだけど、その人たちがうちの(牛乳)を買わなくたって別に体制に影響ないよ。」って感じなんじゃないのかな? 参加者1/ だとしたら、畜産農家で努力されている方々の努力がなんだか・・・ 中島県議/ 報われないな。 参加者1/ 報われないですよね。 中島県議/ PRをがんばって。っていうのは各方面に(伝えます)。 参加者1/ せっかくやっていらっしゃるのであればね。 中島県議/ ええ。 参加者1/ とは思うんですよね。 中島県議/ これがね。今、2.1とかまで下がってきていて、これがゼロまではね? 参加者1/ ゼロは・・・ 中島県議/ ねえ?完全0.00っていうのは、ちょっと難しいですよね。きっとね。 参加者2/ 今の状態で十分な。すごく頑張っているな。と(思います)。あと、実費で買った餌の保証っていうのはどうなっているんですか?畜産農家さんに対して。 参加者1/ それは東電・・ 中島県議/ 東電に補償を求めて・・・ 参加者1/ それはもう、降りて(いるんですか)? 中島県議/ いや~~。全然。 参加者2/ 請求はしているんですか? 中島県議/ 請求はこれからじゃないですか?去年12月から切り替えているので。ただ、ここまで酪農というのは大きく3つの系列があって、その組合の中で「エサ代をすぐに頂戴。」って言わないようにしよう。とか、そこは組合の中でやはり農家負担を今すぐ掛けるというのは、ただでも、ここまで大変な状態になっているので、仕組みを作ったりしているんだけど、それだって結局、組合の負担になっていくので、組合がお手上げになってしまったら元も子もないので、いづれは東電に補償を求めることになるんですが、ただ、これは100%、または、本当に保障になるのかどうかというのは、非常に難しいですよ。相手方は2000人の弁護士がいるとかなんとか言っている中で、合理的理由を認定していただかないと、なかなか、こちらの論理だけでは簡単にいかないので。 参加者1/ そうですよね。 中島県議/ でも、これはやっぱり明らかに私達からすれば、原因はそっちで、だからこうなんているんでしょ?という話は理詰めできちんと主張していかないといけない。かな。と思っているんですけれども。 参加者2/ 本当に難しいですよね。そもそも基準値が、基準値以下の中でこちらが騒いでいるから・・・どうしようもないんですけどね・・・ 中島県議/ 東電からすれば、「(基準値以下なんだから)何も特別やることないんじゃない?」っていうふうに。東電的立場からするとね。 さとう市議/ 風評被害という中ですよね。大きいところではね。難しいですよね。 今、大崎市の方でも肉の、肉や繁殖含めた代金そのものの賠償も昨年12月の19日前後くらいに各農協経由で農家さんに賠償金が支払われたんですけれども、その後も、年末分から今までの分はまだ、支払われていなくて。 中島県議/ 11月、12月分がまだ支払われていなくて。 さとう市議/ 大変きついです。4か月分、払われないというのは。 参加者2/ 農家とか、酪農家が泣き寝入りするような状況になってしまうと、何か改善努力することがすべて無駄になってしまうというか・・・ 参加者1/ そう。 参加者2/ 報われないと、続かないじゃないですか。すごく大事ですよね。この報われた感じって。 中島県議/ 今日、まさに今頃かもしれないんですが、小野寺衆議院議員が今日、東電の社長に直接質疑をするんだそうです。残念ながらテレビ放映はないんだって言っていましたけれど。それで、一昨日、(小野寺議員に)会ったので「なんかない?折角、東電の社長とやりあえるから。」ということで、(多方面に)色々と聞いていったら、やっぱりそのお話で11月、12月分って、肥育農家の人は年末って需要期じゃないですか。一番、多く出荷する、収入がある月なのに、それが入ってこないので、一番、今、苦しいので、すぐにでも出してくれ。というのが、今日たぶん、今、やっていると思うんですけど。 さとう市議/ 私、実は昨年、11月の3日だったでしょうか、国会議員4区石山敬貴代議士に鹿島台に来てもらいましてね、松山、あと鹿島台の畜産農家の方と、農協青年部の方に集まっていただいて、20人くらい来たんですけれども、スピーディと放射能の関連の話ですとかを1時間半くらいやってもらったんですね。今度は中島議員にお話をさせてもらっているんですが、また、松山、鹿島台を含めて、農協青年部合同で勉強会、賠償金の問題、こういったところを畜産の方も是非、聞きたいということだったので、で、県の要望が結構、大きいんですね。市町村なんて、市町村から直接、国に(要望を上げること)なんてできないんです。仕組み的に。市町村は県を通しなさい。というのがありまして、これが縦割り行政の弊害なんでしょうか。そういったこともありまして、必ず県を窓口にしていきますので、あと、賠償金も必ず個人に入るものではなくて、県を通じて各農協に入るんですよ。あと農協さんの方で割り振って流すので、なかなか、そういった時間とか手間、手続きも煩雑でございまして、それも遅れる一因になっている。農家さんは努力しても報われない、お金も入ってこない、なかなか明日も知れない生活の状況で、本当に大変です。4か月間、牛の出荷停止になっておりますので、餌代、水、電気代、畜産農家の方は大変で、自分の所の牛を手放して、少し頭数を減らすとか、来年以降、どうするかと、皆さん、頭を抱えている状況なのは間違いないので、これはまた、補償問題とは別問題なんですが、これはこれで対応していかなくてはいけない。ということだろうと思っています。 【質疑応答・健康調査編に続く】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月14日 15時49分58秒
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