こどもを守ろう TEAM県北 in みやぎ

〈質疑応答・土壌調査、除染について〉

参加者１/　土壌調査って結局、どうなっているの？

さとう市議/　今日持ってきた・・

参加者１/　１キロメッシュ？

さとう市議/　全市に対してですか？

参加者１/　うん。

さとう市議/　それに対しても考えは持っています。除染問題と。土壌に関してのね。

参加者１/　もう１年経つんだよね。

さとう市議/　はい。あと、機械はご質問があったんですが、すでに契約済みだそうでして、「（機種を）教えてほしい。」と聞いてきたのですが、５０万円くらいの機械みたいで空間放射線量を測る機械なんですが、個人の測定値に関しては精度の問題で、全く参考にはならないと。ということですので。これは皆さん方の気持ちはわかるのですが、全て除外をさせてもらった。ということです。

参加者１/　あれはね。数字を信じているわけではない。

さとう市議/　続きがあるのですが、その機械は国内でということだったので、国内メーカーの日立アロカというメーカーの物を現在発注している。で、３月の中旬頃、これは来る。ということになっておりますので、３月末の除染計画と合わせまして、機械と仕組みと基盤が少しはこう出合ってくるのかな。と思っております。

参加者１/　じゃあ、新年度の４月１日の新年度でドンと。

さとう市議/　それはもう。そこに向けてやっております。と、思いますので、とにかく、除染が一刻も早くということなので。

参加者１/　除染って、どうなんですか？みなさん。今、やってどの程度の効果が見込めるんですか？

参加者３/　もうかなり深い所まで行ってるんじゃないかな？俺が木の実（幼稚園）を除染した時も相当深い所まで行っていたからね。

参加者１/　じゃあ、土を全部、こうひっくり返して。

参加者３/　表面位をひっくり返したんでは、意味がなかったんだよ。これ位下げないと意味がなかったんだよ。直接園庭に雨水が入っていたし、しかも、園庭の水はけが良かったために、下の方にどんどん（染み込んで）行ってしまって。でも、反対に広がりはしなかったけれど。でも、農地とか、牧草地とかは中途半端に天地替えとかすると、反対に（放射線の高い土が）出てくるかもしれないよね。１年経つと。もしかするとね。その土地によって、そのレキ層がどのくらいあって、どの層が軟らかくてとかは、ばらばらだと思うし。だから、上だけサラッとで良いというのは、ここら辺の低い土地だけで、その条件によるんだろうね。雨樋の排水の設備がちゃんとされていない古い学校とか、そういう場所を見つけていくための線量計なんだから。

参加者１/　そんなに細かく見てくれるの？

さとう市議/　これは聞いたんですが、やはり時間が遅かったということもありまして、おっしゃる通り染み込んでいると。染み込んでいて、尚且つ、放射線量が高いということは、かなり掘らなくてはいけない。ということになるので、掘るにはやはりお金がかかるかもしれませんが、もちろん低い数値になるというのが前提ですから、だから、どんだけ掘ってもそこの数値に関して、基準値以下になるように、たぶん基準は０．２３になると思いますけれども、これ以下になるように作業はさせていただく。ということです。ただ、大量の土が、出てくるかもしれないので、その仮置き場の確保まで入っています。

中島県議/　この問題がいかに難しいかということは行政側も地域も、本当にゴタゴタになっているんだよね。

参加者３/　基準０で除染をしたら、出る土の量が半端じゃないから、今、言われているのは、運動会のできる校庭を（除染するために）５月を延期して、秋に持ってくるとか。と、言っている学校の先生とかもいるんですよね。その、所謂、花粉が飛ぶ時期というのは土地埃が舞うのと一緒に（放射性物質も）舞うという、きちんとしたデータもあるんですよね？それなのに、５月に運動会をやるのはバカだ。という。それは、ただ、ずらすだけで対策のとれることで、お金も別にかからないことだから。そういう（所に）頭を使ってもらった方が良いかもしれないですよね。教育委員会をバックにつけるよりも。これは、早急にでもやれることだから。ずらすことだけだから。時期をずらすだけだから。同じ被爆を少なくするのであれば、それくらいするべきだよ。て。早くやれるしね。

さとう市議/　内々では、鹿島台中学なんかでは、私、消防団に入っているんですけれども、毎回、砂埃が舞わないように、毎年、前の日に雨でも降らない限りは、消防団の訓練の日課として、あえてそれを根拠にして、プールの水をパーっと撒いているんですよ。で、今回はこの件があったので、鹿島台中学校の方では、内々、今春、運動会をするときには、埃を押さえる為にも。放射線の問題でも、子供達に良いわけですから、やることになっています。
　まあ、工夫なんでしょうね。色々な工夫でやればということなんでしょうね。

参加者１/　うち（の幼稚園）、芝生なんだよね。

さとう市議/　芝生は舞わない。

参加者１/　最悪だな。３月に何で芝生を植えるんだ。しかも一年中芝生。春芝生、うん？夏芝生？と冬とね。ちゃんと植えるんだよね。

参加者３/　芝生はさ。反対に考えれば、（放射線が）舞わないし、自分で座らないようにすればさ。

参加者１/　でもさ、芝生をいっぱい体につけて帰ってくるんだよ？

一同/　（笑い）

参加者１/　どうしよう。って。車の中が芝生だらけになるんだよ。これどうしよう・・・って。

参加者３/　それは多分、口の中に入るよりは良いって考えればいいんじゃない？

参加者１/　ああ、まだ、払えば何とかなる？

参加者３/　そうそう。一番は中に入ってしまうとね、ゼロでバンバンぶつかるんだから。

参加者１/　そうか～。そう考えるか。

参加者３/　そう、そう考えるんだよ。

参加者１/　この芝生を何とかしてほしい。

参加者３/　外部より、今は、内部に気を付けないと。

参加者１/　そうだよね。

中島県議/　ちなみにどこの学校ですか？

参加者１/　うちはなかよし園です。

中島県議/　あ～あ～。あそこね。

参加者１/　はりきって芝生をね。

中島県議/　全面芝生をね。

参加者１/　通常ならありがたいんでしょうけど。

参加者２/　夏は暑くなるし。

参加者１/　それはいいな～。でも、芝生だらけになんだよ？

参加者３/　岩手だか、秋田の方で、芝生を全取り替えしたもんね。

参加者１/　なんだかね。もう芝生いいや。

参加者３/　それぞれの学校で運動会の時期が違ったりするの？

参加者２/　幼稚園は秋が多くて、小学校はそれぞれでちょっと時期がずれたり。でも、春が多いよね。

参加者１/　春。

中島県議/　春だね。

参加者１/　ちょっと、教育委員会の方から強制ではなく「こういう説もあるから、変えてもらった方が良いんじゃないですかね？」みたいなものって出せないんですかね？

さとう市議/　それは要望の内容にもありましたし、私も会の会派代表で原稿を作らさせていただきましたけれども、あの、ご存じ、運動会とか、課外授業ですとか、合宿ですとかで、そこでの答弁では、それは当然やっておりました。と、いうことでした。各学校の方で。それで、教育委員会の方で、（放射能対策について）何かを作って何かやらなくても、すでに学校の方でやっていたそうです。それは確認させてもらいました。それから、もう一つは学校の方で、今後の課外授業で相談を受けた場合というのは、全て、教育委員会の方としては職員を同行させたり、派遣して打ち合わせにも参加をさせるそうです。現在は。一度、学校から実際にそういう話がありまして、教育委員会の職員を派遣しまして、学校の方の担当の先生と打ち合わせをしたケースもあるそうです。

参加者２/　私、要望書を作って出した後に、メールを見たんですけど、どうしても、春から秋に代えたいのでそれを要望書に入れてくれ。と、（と書いてあって）「あ、出しちゃった。」と思ったんですけど。やはり気にしてる方はいるんですよね。時期を代えてほしいとと思っていらっしゃる方は。

さとう市議/　では皆さん。その件は私の方から提案させていただきます。

【質疑応答・瓦礫処理編へ続く】