ハンマー＆アート / Hammer&Art

削り樟とモデリングペーストを混ぜて盛り上げた個所はすぐに乾き始めましたが、一昼夜置いてから成形しました。
当初懸念してた削り屑を混ぜた事による定着の弱さなどは全く無く、むしろこんなに硬くなるのかと思うほど堅牢でモデリングペースト単独で使用した時よりも硬いような気さえしました。

粗めの紙やすりで削っても剥がれる事もなくルーターで削っても普通に木を削っているような感覚でした。
拡張した耳などもポロっと剥がれる事もなくルーターで細かく成形出来ました。



成形してる内に挙げている前脚が短いように感じるのが気になり細くしてみましたがバランスが悪く再度削り屑を混ぜた樹脂で太さと、また成形して削ってる最中木目の節に添って前脚の先端が欠けてしまったので修正ついでに長さを延長しました。



首のあたりの毛のボリュームも足し背中の“お太鼓”もボリュームアップｗと徐々に肉付けをして行きました。
顔の部分にも削り屑と樹脂を混ぜたパテを足しましたが、削り屑が邪魔をして細かい細工がし難いので顔や前脚の先や肉球などは削り屑を混ぜないでモデリングペーストだけで成形しようと思います。

木彫り彫刻ではないのでモデリングペーストのみの成形もOKです。
こうして「プラス」のパテを足したり「マイナス」の削りを繰り返して段々と完成に近づくのですが、当初の予想よりかなり時間がかかっています。
どうせパテで修正するので最初の電動彫刻機の段階でもっと形を近づけるべきと反省しています。

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