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天然センス舎 ありきたりの日々

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2008.07.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
Visionary College後編 は、セルフマネジメントでは、
ダンスの中心人物、てっぺーくんであります。
「小説の書き方、講座」

あらかじめ、メーリングリストにて、
教材、「美しき、雪」という短編が配られました。
読んだ方では、泪した方もいらしたようです。
私は、小物の使い方、情景描写の鮮明さ、
ストーリーの巧みさに
「え、てっぺーっていったい何者?」
という謎な気持ちのまま、当日参加したのでありました。

「イェ~イ!」といつものように始まった
てっぺーくんの講座でありましたが、自己紹介では
小学生のときから小説を書き始めていたこと、
早稲田大学の文芸科?という多くの文筆家を輩出している
有名講座を卒業していること、を聞いて、
なるほどなあ、と思ったのでした。

まず今回の教材、「美しき、雪」が、コブクロの歌を
モチーフに書かれていたこと、種明かしされました。

小説っていったい何、からスタートして、
何を書いたら良いか、という題材の選び方では、
自分の心を観察して、「感動の核」を探す、
という方法論。アイディアの出し方、では、
マインド・マップを参考にするなど、小説家の
実作業、主題、プロット、表現、など、
踏み込んだところのお話が次々語られます。

起承転結の構成を図示したグラフ、教材によって、
どこで切られていたのか、を皆に提起します。

起では、興味を引き、承では、少しずつ盛り上げ
ながら、細かいエピソードが語られて、転では、
え?どうしてそうなる?という謎を生じさせ、
感情的には盛り上げて、結のラストで、
ふわりと裏切りながら広い空間に読者を放り出す
ストーリー構成を狙っていたことが
理解できました。

「人の感情を動かす」という目的を持つ、
小説を書くという行動には、うらはらに
とてもクールで冷静な作者の構成能力、
たくさんの知性や想像力、そして無限の言葉を
内包した知的作業であることが説明され、
参加者は皆、深くうなづいていたのでした。

そして、てっぺーくん独自の、表現の引き出しの
説明として「飛び石理論」が語られました。

珠玉のような飛びぬけた表現は、たくさん
有るに越したことがないけれど、すべてが珠玉の
表現で語られることは逆に作品の印象を平板に
する可能性が出てきます。ですから、風雲たけし
城の競争のルートにある飛び石のように、小説の
全体である池の水の中には、価値ある言葉を
とび石のように配置しておくことで作品を
創作すれば良いのです。という捕らえ方。

作者の持っている飛び石が多ければ
多いほど、良い作品に仕上がるでしょうし、
普段から飛び石をコレクションすることで作品の質も
向上するはず、という独自理論は解りやすいと
ともに、現実的でイメージしやすくすんなり
心に入ってくるお話でした。

小説を書く、という実際の作業では、構成や
プロットなどの時間が長く、書いている時間は
全体の1~2割かも知れない、
ということで、参加者は目から鱗、です。

そして、書いた作品は、必ず発表して、
誰かに自分以外の人に、読んでもらうことが
必要。賞を目指すのもありだし、身内や友達に
見せる、と、言うこともあり。今だったら、
インターネットに発表するのが一番のお勧め、
と、全員の背中を押して、結びとなりました。

60分も話すのは初めて、ということだったのですが、
いえいえそんな、しっかり構成された
解りやすいお話でした。表情も、話し方も初めてとは
思えませんでした。

あとは、皆のアドヴァイスをもらったり、
新しいアイディアを出しあったりして、
フィードバックも楽しく和気藹々と過ごせました。
小説でもビジネス文書でも、そのほかの
表現であっても、やはり基本は、「人の心を動かすこと」
です。再認識です。

てっぺーくん、素敵な講座をどうもありがとう
ございました。長文、失礼いたしました。





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Last updated  2008.07.20 18:03:04
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