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2006/11/07
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カテゴリ:Gastronomy
chinai.JPG

昆虫料理は所謂ゲテモノ料理に属するものであり、私も食することに躊躇いが有った。が、現地の文化として根付いており、Terroirを尊重する私としてはやはりここで試さない訳には行かないと思う。ちょっとグロテスクな写真であるがその辺をご考慮頂きたい。昔、同じように谷間にあった母親の実家の村で蝗、蜂の子、ざざ虫(カゲロウの幼虫)を食した事を思い出した。蛋白質に乏しい山間部の生活の知恵である。

さて、この味だが見た目とは裏腹にかなりいけるのである。一度熱湯を通してからハラワタを取り、そしてから揚げにしているのでシャキシャキとしているし、味わいも良い意味で蝦の殻のようである。キチン質なのだろうか。この緑の葉はミカンの一種ということだがまるで山椒でスパイスとして味わいにアクセントが加わる。江戸前の料理であった河蝦の山椒添えと通じる乙な味わいである。この料理には軽いブルゴーニュ・ブランを合わせたが予期もしないマリアージュにさぞかしワインも驚いただろう。





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Last updated  2006/11/07 06:10:50 PM
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 Re:チナイ(11/07)   sz833 さん
Qさん、こんばんわ。Montrachetのワイナリーの写真素敵でした。

食は文化といわれますが、その地方の食文化を他の地域の方が評価する場合、いわゆる固定観念を取り払わなければなりませんが、食文化は洋の東西を問わずかなり保守的な面が強いように感じています。

日本人でも海外で日本食を通す方も多いですし、反対のケースもよく目にします。そうやって見るとあらためて文化の多様性の面白さを感じます。

出来る限り中立なスタンスで評価できれば、楽しみの幅も広がりそうに思えました。

Qさんが虫を食べられるとは、納得できますがちょっとサプライズでしたね。

(2006/11/07 09:24:11 PM)

 よく見れば・・・   みりん さん
Qさん、無事に長旅を終えられたようで、良かったです。色々課題も有るかと思いますが、Qさんの事ですから、きっと最善に近い方法でこなされると信じています(^^)

さて、昆虫料理ですが、私も出されれば美味しく食べる事が出来ると思います。普段当たり前のように美味しく食べている物の中にも相当にグロテスクなものが有りますので、偏見を抑え込む事が出来れば、蟹や蝦を食べるように楽しめるのではないでしょうか?

>料理には軽いブルゴーニュ・ブランを合わせたが

ここがすごく気になりますね~。
から揚げと言うのがミソで、酸味とよく合うような気がします。また、蝦だと下手をすると喧嘩してしまう相性が、昆虫では喧嘩しないのかもしれませんね。
山椒風のスパイスの効き方にもよりますが、スパークリングやシャンパーニュ、ロワールのワインでも美味しそうですね。 (2006/11/08 01:09:40 AM)

 Re[1]:チナイ(11/07)   Q_ さん
sz833さん、こんにちは。

>Montrachetのワイナリーの写真素敵でした。
有難うございます。黄金色というのは少し遅すぎましたがそれでも雰囲気は味わっていただいたと思います。

>食は文化といわれますが、その地方の食文化を他の地域の方が評価する場合、いわゆる固定観念を取り払わなければなりませんが、食文化は洋の東西を問わずかなり保守的な面が強いように感じています。

そうですね。多分育った環境で心理的に固定されるように思います。

>日本人でも海外で日本食を通す方も多いですし、反対のケースもよく目にします。そうやって見るとあらためて文化の多様性の面白さを感じます。

そうですね。私個人は日本食にこだわりませんが、こういう昆虫食が毎日続くと流石に根をあげるでしょう。

>出来る限り中立なスタンスで評価できれば、楽しみの幅も広がりそうに思えました。

郷に入れば郷に従えの境地で行けば楽しめると思います。

>Qさんが虫を食べられるとは、納得できますがちょっとサプライズでしたね。

私的には抵抗はありません。中東で羊の頭や眼を出された時には流石に食べれませんでした・・・
(2006/11/08 05:51:36 PM)

 Re:よく見れば・・・(11/07)   Q_ さん
みりんさん
>Qさん、無事に長旅を終えられたようで、良かったです。色々課題も有るかと思いますが、Qさんの事ですから、きっと最善に近い方法でこなされると信じています(^^)

有難うございます。来週また戻る予定です。ただその前にオスピスに立ち寄って行きますが(^^)

>さて、昆虫料理ですが、私も出されれば美味しく食べる事が出来ると思います。普段当たり前のように美味しく食べている物の中にも相当にグロテスクなものが有りますので、偏見を抑え込む事が出来れば、蟹や蝦を食べるように楽しめるのではないでしょうか?

みりんさんなら判って頂けると思いますがこういう昆虫料理の方がMSGたっぷりのインスタント麺よりもよっぽど体に良く、滋味もあり、ニュアンスに富むと思います。

>ここがすごく気になりますね~。
>から揚げと言うのがミソで、酸味とよく合うような気がします。また、蝦だと下手をすると喧嘩してしまう相性が、昆虫では喧嘩しないのかもしれませんね。

これは手持ちが無くチョイスが少なかったので苦渋の選択ですがCondrieuなどでも良かったように思います。

>山椒風のスパイスの効き方にもよりますが、スパークリングやシャンパーニュ、ロワールのワインでも美味しそうですね。

今度は是非シャンパーニュと合わせて見たいですね!中々普段は出会う事の無い二人(ワインと料理)。マリアージュとしては面白そうです(^^)

(2006/11/08 05:55:09 PM)

 Re:チナイ(11/07)   ピカビア さん
懐かしいですね。
同じ食文化圏としては、是非たべてみたいものです、と言いたいところですが、この辺りも最近はめっきり少なくなってきました。
たまに、イナゴの甘露煮を目にするくらいです。
個人的には今でも抵抗は無いですが、積極的にほっしはしないですしね。
しかし、地蜂(スガレ、黒スズメ蜂)やざざ虫(これは食べたこと無いです、峠一つで微妙に変わるんですよね)には、熱狂的ファンがいるみたいです。
残念ながら、T川のざざ虫の収穫量は年々減ってますけど。
なんせ、源流があれですからね。

いずれにしろ当地でも、昆虫の文化的意味が、食材、収集の対象、排除の対象と、変わってきています。
食糧危機でも来ない限り、遠からず「完全ゲテモノ」になってしまうんでしょうね。 (2006/11/09 10:34:59 AM)

 蜂の子、ざざ虫   諏訪 さん
こんばんは。
私、地蜂の蜂の子を、この時期ほとんど毎日食しています。
ピカビアさんのおっしゃる「源流」育ちですので(笑、子供の頃から、「蜂は食べもの」でした。
9月末、古くからの八百屋さんに「新物・蜂の子・むき身1kg750円」との貼り紙が。これは、今年が不作だったため、伊豆などから取り寄せている冷蔵もの。平年ですと、巣を輪切りにした状態で、生きたのが並びます。

20何年か前、友人があるお祝いをしてくれたとき、彼の父上である、造り酒屋の今は亡き先代が、ご自分でとってこられたざざ虫を
勧めてくれました。私は、ざざ虫というと、このときの、ぬる燗と極小さいのに強烈な風味の油とのマリアージュを真っ先に思い出します。 (2006/11/09 11:48:20 PM)

 Re[1]:チナイ(11/07)   Q_ さん
ピカビアさん
>懐かしいですね。
>同じ食文化圏としては、是非たべてみたいものです、と言いたいところですが、この辺りも最近はめっきり少なくなってきました。

昔とは違い、何でも手に入る時代ですし、捕獲に人手もかかるのでコストも高くほぼ絶滅してしまったのでしょう。

>たまに、イナゴの甘露煮を目にするくらいです。
>個人的には今でも抵抗は無いですが、積極的にほっしはしないですしね。
>しかし、地蜂(スガレ、黒スズメ蜂)やざざ虫(これは食べたこと無いです、峠一つで微妙に変わるんですよね)には、熱狂的ファンがいるみたいです。

これは一度食べれば判ると思います。珍味的なので沢山は食べれませんが味わいとしては深いと思います。ただ心理的なバリヤーがあるので普通の人は難しいかもしれません・・

>残念ながら、T川のざざ虫の収穫量は年々減ってますけど。
>なんせ、源流があれですからね。

私の実家はT川の支流なので源流の湖には左右されませんが最近は生活廃水が増え水がかなり傷んできました。

>いずれにしろ当地でも、昆虫の文化的意味が、食材、収集の対象、排除の対象と、変わってきています。

カゲロウはむしろ積極的に保護しなくてはならないのですが蚊と区別できない人も増えてきたようです。

>食糧危機でも来ない限り、遠からず「完全ゲテモノ」になってしまうんでしょうね。

残念ながらそのようです。 (2006/11/10 07:56:48 PM)

 Re:蜂の子、ざざ虫(11/07)   Q_ さん
諏訪さん、こんばんは。ばたばたしていていお返事が遅れています。最近もう一度バラードの4番を弾き始めました。後半の運命的なところは弾いていて泣けますね。

>私、地蜂の蜂の子を、この時期ほとんど毎日食しています。

諏訪さんが蜂の子を食するとはちょっとびっくりしますが嬉しい限りです。

>ピカビアさんのおっしゃる「源流」育ちですので(笑、子供の頃から、「蜂は食べもの」でした。

私の親戚も源流にいますが、母親の実家は少し下流にあたるある村でした。

>9月末、古くからの八百屋さんに「新物・蜂の子・むき身1kg750円」との貼り紙が。これは、今年が不作だったため、伊豆などから取り寄せている冷蔵もの。平年ですと、巣を輪切りにした状態で、生きたのが並びます。

やはり豊作・不作の年ってあるんですね。

>20何年か前、友人があるお祝いをしてくれたとき、彼の父上である、造り酒屋の今は亡き先代が、ご自分でとってこられたざざ虫を
>勧めてくれました。私は、ざざ虫というと、このときの、ぬる燗と極小さいのに強烈な風味の油とのマリアージュを真っ先に思い出します。

私は子供の頃清流でとった覚えがあります。残念ながらその頃はお酒を飲む事が出来なかったので(笑)マリアージュに関しては全く判りませんが甘辛く煮た中にも野趣が溢れる味だったことだけは覚えています。 (2006/11/11 05:56:15 PM)

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