カテゴリ:本
朝から少し暖かく(氷点下ではない!)雨が降っている札幌
積もっている雪も融け、昨日まで凍っていたガレージの雨樋からは水が流れでている。 先日コミュニケーション不足で大失敗をして落ち込んでいたけれど、 こんな暖かな日は春がいつかは来ることを教えてくれて、気持ちが少し軽くなる。 漂う子 日本には居所不明児童がたくさんいる。調査されているだけでも1000人以上 調査にもかからない子はもっといるという。 漂う子 /丸山正樹(著者) 恋人の小学校教師のクラスの居所不明児童を探すことになったカメラマンを主人公に 物語は進む。 居所不明児童がなぜ生まれどのように生きているのか・・・ 入念な調査で物語としてだけではなくルポ的な意味でも興味深い本だった。 結婚はしたいけれど子どもは作りたくないカメラマン 自分一人でもお腹の子を育てていく決意の女教師 それぞれの生い立ちと親子関係 居所不明児童を捜す中で知り合った福祉関係の人々や 福祉の網から漏れた子を守ろうとする人々 世間から見放されたような居所不明児童をどうにか救おうと努力している人々がいる。 昨夜11時にベットに入って読み始めたが それらの人に関わる中でカメラマンはどう成長していくのか? 気になって最後までいっきに読んでしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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