カテゴリ:本
図書館に予約をしている本が一度にどっさり届いた。 コンスタントに届けられるといいのだけれど 借りる方は我儘も言っていられないので 届いたと連絡が入ると受け取りに行きせっせと読む。 意外に面白かったり 期待外れだったり様々だけれど どんな本も最後まで読まずにいられない。 これは面白かった本 戦場のコックたち
深緑 野分 1944年6月、ノルマンディー上陸作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエド、お調子者のディエゴ、調達の名人ライナスらとともに、度々戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。不思議な謎を見事に解き明かすのは、普段はおとなしいエドだった。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、オランダの民家で起きた夫婦怪死事件など、戦場の「日常の謎」を連作形式で描く、青春ミステリ長編。 私はこの作家を知らなかった。名前もふかみどりのわきと読むと本の後ろを読んでわかった。 1983年生まれというからまだ34歳という若さで この本を書き上げたのは驚き よほど調べたのでしょう。 米軍のパラシュート部隊の話を実に詳しく書いている。 ミステリーだから謎解きはあるけれどそれにはあまり重きを置かず 戦場での兵士たちの友情や苦悩に私は魅かれた。 それにしても米軍の豊富な食糧に驚いた。 「みすてられた島」 20XX年。とある島。戦争が終わって安堵していた矢先、突然本土から独立を言い渡される。 「独立するってどんなこと?」と当惑する島長(しまちょう)一家のもとに、島の有力者たちが次々と集まってくる。 とにもかくにも憲法を、と議論が始まり、侃侃諤諤(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)。長い会議のそのかげで、将来不安から脱出しようとする人々も。 島の未来と個々の事情、愛憎がからまって、はてさて一体どうなる!? 先日観た演劇 とても真面目なお話なのだけれど喜劇仕立てで面白かった。 もしも北海道が日本から切り離されたら、道民はあんなに仲良く新しい憲法を考えられるでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|
|