連続テレビ小説『半分、青い。』第27回
内容宇太郎(滝藤賢一)が、菱本(井川遥)を怒らせてしまい、鈴愛(永野芽郁)の東京行きはダメになってしまう。諦めきれない鈴愛は、秋風(豊川悦司)の事務所に何度も電話。ようやく、電話が繋がったが、とったのは秋風本人だった。鈴愛は思いを打ち明けたところ。。。。「私に任せなさい」と秋風。敬称略夜。私服で家を飛び出したのに、いきなり制服姿で始まるアバン。直後には主人公が“普通”に家に居ることから、仲直りしたわけじゃ無いだろうが、前回から今回までに“何か”あったようだ。あ。。。そっか。祖父・仙吉が、主人公の“左”から“五平餅”と言っているから。。。。。自粛。で。細かいやりとりを全てぶっ飛ばして、ナレーションで説明。。。!?もう、何が何だか。。。。である。でもなぁ。。。これ、違和感を感じないだろうか?楡野家にやってきた菱本との“会談”直後の、主人公と家族のやりとり。今作は、主人公を純粋だと言いたいようだが。もし仮に純粋だったら。。。。“家族は嘘つき”という印象が残ったままじゃ??なのに、母は、“家族は。。。”と口走る。まるで、嘘をつかないかのような言い方で、世の中には嘘があると。その一方で、前回は家族に“嘘つき”と言った主人公が、今回は“嘘”を知っていたと、のたまうのだ。前回と今回の話しが繋がらないだけならまだしも。あまりに支離滅裂すぎる。ちなみに、個人的にもっとも違和感を感じたのは。母が主人公に“あんたは、本当のことを”と口にする場面だ。このとき、母は“耳”のことを口にしてしまう。どうだろう?感じ無いだろうか? 主人公が純粋すぎるために就職がダメになった。という印象よりも 主人公には“左耳”が。。。。だからダメになった。という風に聞こえないだろうか?作者が、どういうつもりで、こういうセリフにしたかは分からない。もちろん“今”とは違う“時代”であるのも、理解する。だからね。。。別にね、理由が“耳”でも、個人的に良いとは思うのだ。実際は、その“時代”でも、積極的に採用していた会社もあったが。それはそれだ。何に違和感を感じるかというと。結果的に、ここで、“耳”の印象を強くしたことなのだ。そもそも、主人公のキャラは、いま現在でさえ“耳”しか無いと言って良い状態。たしかに“ポエム”は、口にするけど。それは、別の話だ。とはいえ、一応、演出的に、そして演技でも、“純粋さ”は表現されているが。が、実際は。。。というと。ドラマとして、その“主人公の本質”である“純粋さ”が語られたのは、今回が初めてなのである。そう。目で見た情報では、なんとなく伝わってくることでも。実際に、言葉にするかどうかは、全く意味が違うのである。なぜ、“耳”を出したんだ?なぜ、“純粋さ”を強調しなかったんだ?きっと、これでも強調しているつもりなのだろうが。正直、“耳”の印象が強く残ってしまった。それも。母の思い、家族の思い。。。。きっと、後悔なども重ねた上で。分かるんだけどね。でも、それは、ドラマとしては、脇役の思いでアリ。主人公のコトでは無いのである。前回の父の思いも同じだよね?すべては、そこに起因するんでしょ?まあ。。。“耳”も分かるけど。出来れば、“主人公の本質”で、推して欲しかったものだ。そうすれば、“ポエム”を連呼しても、今後は、スッキリ入って来たのに。。。。これ、思うんだけど。母に語らせすぎたんじゃ?母の思いだけで、十分だったんじゃ??違うの?TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-4375.html