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念願のWhole Foods Studio参加デビュー!
「味噌マニア」や「Tempeh the Great」など、ウィットのきいたセンス良い企画にひかれて申し込んでみるものの、激戦の抽選をくぐりぬけられないまま一年がたってしまった。 その間、同じく激戦のオーガニックベースには、なぜかキャンセル席に滑り込んだりして、結構な頻度で参加させてもらった。 ところが今月は、オーガニックベースのスイーツクラスに落ちて、WFSに入れた。こういう巡り合わせって、よくできてるって思う。 ということで、久々に用賀へ出向いた。 実は私、新卒で入社した会社の最初の職場が用賀だった。 用賀自体は結構好きだったのだけれど、渋谷での乗り換えが苦痛で、満員電車も本当にイヤで、「あー、こんな生活、やっぱり無理だ」と思っているうちに、アトピーを突然発症し、結局それを理由に退職して、アメリカに転職しちゃった。 ついでに告白すると、実は私、小学校のとき帰国子女として日本に帰ってきて通い始めた日本の学校が吉祥寺にあった。 そのときも、とにかく満員電車が苦痛で苦痛で、親に、「アメリカに帰りたい」と訴えたところ、「わかった、わかった、義務教育終わったら好きにしていいから」と諭され、親はそういっておけばそのうち忘れると思ったのだろうけれど、私はねちっこく覚えていて、中学校の終わりが近づいたときに、「約束どおり勝手にアメリカに帰るから」と宣言して、アメリカの高校に転校しちゃった。 アトピーになって、ステロイド使って、脱ステすると、時間を巻き戻すように、同じ場所に症状が一つずつ出る、ってこないだどこかで読んだのだけれど、吉祥寺と用賀のマクロビ教室に通うことになったのも、一つの「浄化作用」なのかなあ? 過去の「症状」と関連のある場所を再訪して、新しい思い出で塗り替えていくチャンスを、与えられているのだろうか。 この広い東京の中で、ちょっと奇遇すぎる。 そんなことを考えながら、久々の用賀駅に降りると、いろんなことを思い出してしまう。 南口への通路、ここって、やんちゃな同期が、飲み会の後、「スーパーマリオ!」と叫びながら、通路の上の蛍光灯に素手のこぶしを突き上げて、幾つか壊したっけ。。。 それから、この高速道路の下、めったにお酒を飲まない私が珍しく同期の子何名かと寄ったバーで、梅酒を5、6杯立て続けに飲んでも全然平気で、私のペースについてここようとムキにビールをあおった同期の足元がおぼつかなくなって、心配されるはずの私が逆に彼らを気遣いながら歩いた道だ。。。 アホな思い出ばかりだー。 通勤はきつかったけれど(といっても渋谷で乗換え一回の30分程度の通勤。でも、都会オーラから遠ざかっていた私には、精神的にも肉体的にもやたらきつかった)、職場では(私と同類の)ヘンな帰国子女ばかりがいて、毎日ガハガハ笑ってたなあ。 かなりユルユルで楽しい職場だったのに、なぜか1年ちょっとでアトピーを発症した。 こないだの久司先生のカウンセリングのとき、「日本の夏の暑さとか湿度の高さが、合っていないのだと思ったんです」といったら、「そうじゃないよ」といわれた。 「海外でためこんだものを、日本の風土が、からだの外に出してあげようとしてくれていたんだよ。」 なるほどねえ。高校3年間。大学4年間。マクロビを始めて体を完全に浄化するのにかかる7年と、同じ年月だ。 それからさらに7年たって、ようやく浄化の時期にたどりついたってわけだ。 点がつながり、線となり、道が浮かび上がってくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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