繋がる

2022.12.18

カテゴリ：いろんな人生

今年もあと二週間を切りました。
寒いですね。

先日、テレビ朝日で玉川さんと
「オテル・ド・ミクニ」の三國シェフの対談を見ました。
出版された本を中心としたお話でしたが、
とても心惹かれて、その日のうちに本を取り寄せました。

子供の頃から視力だけは良かった私。お蔭で読書好きだったのですが、
老眼が進んでからはメガネに慣れず、なかなか活字を読む気になれない日々。
でも、この本は文字も大きく、文体もとても易しい、一気に読めそう。
そう思って読み始めた（とても面白い！）のに、
P２４でいきなり興味が移る

漁師町で育った主人公のお話の中にニシン漁となかにし礼さんの小説登場！！？？
うん？？もしや？私の大好きな「石狩挽歌」の話？
途端に北原ミレイの歌が聞きたくなって

You Tubeに即移動。

しばらく歌に浸って、本に戻ったら、
「時化」という文字に出会って、これどう読むの？？
シケ（海が荒れる）と読むとは、初めて知りました。

小学生の高学年の頃から文庫本を読むようになり、
ことわざ、季語、旧字体や日本語の当て字など、
知らず識らずのうちに学ぶことが多かったのですが・・

増毛、留萌・・北海道の地名も気になり、
その都度、地図を見たりして

まだP43

振り返ると私は常にこんな風にして、本から多くを学んだ気がします。
次々と繋がっていく楽しさ。
そしてそれ以上に、三國シェフの
真っ直ぐ突き進むサクセスストーリーと、
そして、７０歳で新たな夢を実現すると言う情熱を、
ワクワクしながら味わって行こうと思います。

きっと読み終わったら、私ももっと頑張ろうって思うはずです。

もう〇〇歳だから、もう〇〇だし、この歳になったら無理だから・・
お電話の向こうでよく聞こえてくる声です。