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自動車の工場が止まり始めた。柏崎の地震の二次被害とも言えるかも。
ピストンリングを作っているリケンの工場が停止したためだ。トヨタ方式(かんばん方式)という在庫を持たない工法が主流の自動車製造。 なかなか地震大国としては致命的なリスクですね。関西の震災後にITデータの分散化や地震の少ない沖縄のデータセンターに集中管理というリスク管理が行われ始めたのだが、流石に工場のライン管理までは行われていなかったみたいである。 リスク管理という面では部品の余剰在庫、部品の複数工場への分散受注が望ましい。ただ、品質管理・コスト管理の面からは難しいのかも。 工場停止リスクとして顕著になりそうなものに、精密機器・製薬工場がある。工場の無埃化に一ヶ月かかると言う。つまり一ヶ月部品生産ができなくなる訳だ。 この地震を気に企業の地震リスク管理が見直されることになりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/19 05:32:05 PM
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