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銀の裏地

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絵本の紹介と読み聞かせのヒント満載(?)育児録
幼児から高校生の4児の母、内職編集者でブックトーカー。子どもと本をつなぐ活動を市内各所で展開中。
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2009.11.03
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カテゴリ:テレビ番組
 NHKの人形劇、しかもホンは三谷幸喜とくれば、見ないわけにはいくまいて。リンは人形劇好きだし(遣い方に興味があるらしい。そのうち結城座へ連れていってやるか)、芝居のテレビ中継にはさほど興味を示さない子どもたちも、大河ドラマ「新選組!」は大好きだったから、ミタニンの人形劇が始まるよと言えば乗ってこないはずもなく。
 タイトルに「新」とかぶせるだけあって、設定は随分いじってある。ダルタニャンはほとんど子どもだし、銃士隊は物語の始まる前に枢機卿の手で壊滅状態だし、親衛隊長は暗殺剣の遣い手になってるし(ダルタニャンの親の仇)。でもワタシ的に最大の改変は、ミレディーがスレンダーだということかもしれない。子ども時代お世話になった福音館版の挿絵のミレディーはそりゃあ素敵な胸をしていて、だから焼き印発覚シーンも生唾ものだったんだけど。もしかしてアトスとの因縁話がごっそり落ちてたりするんだろうか。
 アトスもかなりイメージが違う。声が山ちゃんだし。いや、嫌いじゃないのよ彼。亭主殿と私は加持くんの演技はかなり評価してます。劇場でギュネイから見てるってあたりでウマクナレテヨカッタネ心理が働いてるのかもしれぬが。ナデシコ映画版の暗殺者役のときくらい、アトスも渋く決めてくれると嬉しかったんだけどなあ。私、アトスとリシュリユー枢機卿のファンなんです。あともちろんミレディーね。ていうか、ミタニンで三銃士なら山寺宏一と戸田恵子は出るよね、じゃあ、ということでミレディーは予想通りだったんだけど、山ちゃんはポルトスで来るものと思ってたのよ。アトス…性格かなり違うし。ああラ・フェール伯爵。
 ポルトスに高木渉は意外でした。いや、彼は我が家でも大人気を誇っているのですがあの声の軽さでしょ、従者役あたりなら来てほしいけど…との予想で、でも子どもたちは愉快なポルトスのこと、既に好きになってるので起用は当たりなのかな。
 ダルタニャンの池松君は「新選組!」の函館篇で土方のお小姓演ってたのが初見、人気の子役さんですね。達者で、「ダイブ!」の映画版では必ずしもニンではない秀才エース役をきっちり演じていました。主役のほうが彼には合ってる役で、でも角川としては主役は林君なので仕方ないかというところ。林君は「バッテリー」のほうがよかった。
 で、池松君。なにも声優初挑戦でいきなり主演させなくてもと思ってました。第1週は素人丸出し感がきつかったし。でも、勘がいいのかな、発声は声優さんほどまだ深くないというかマイクへの乗せ方がまだまだなのだけど、演技は急速に自由になってきた感じ。やるじゃん。銃士隊長トレヴィル殿を見つけたときがターニング・ポイントだった。トレヴィルって感じ、て何(笑)。
 人形は顔に木目が見えてるとこが、子ども的にはちと怖いようですが、それがなんともいい感じ。美術がとにかく奥行きがあって見応えあり。お城はちとやり過ぎですが。タツノコアニメの悪の巣窟かと思ったよ。女性の人形もかんばせ美しく。胡蝶尼やアステカの姫様のファンだった私としては、娘人形の美しさは譲れないところ(だから新諸国物語が終わってプリンプリンになってしまったときは甚だ落胆いたしました)。
 コンスタンスがボナシュー夫人な設定を残してるのには正直驚き。娘とか姪で逃げるかと思ってたんだけど。貫地谷しほりは可憐ですが亭主持ちには聞こえないやね。いや、ミツやんも若狭も大好きなんだけど。あと彼女はちょっと衣裳豪華すぎじゃないすか。その分ミレディーを着飾らせてください。国王陛下のお子様設定はちょっと様子見。アンヌ・ドートリッシュとは史実では同い年だよね。枢機卿猊下はいかにも悪役すぎる人形でちょっと残念。フランス史を代表する大政治家ですからね。
 最初の2週は昔の人形劇みたく毎日、その後は週1回のみとなってしまい、どんどん次が見たい子どもたちには不興。でもそんなに次が待ち遠しいの、久しぶりじゃない君たち。きっと脚本が間に合わないんだよと言ったら納得してたけど。井上遅筆堂と張るお方だもんねえ。
 
 リンクは福音館の古典童話シリーズ。もちろん抄訳ですが、色っぽいシーンのほのめかし方には子ども心にもどきどきしました。挿絵が良いです。画家はF・E・ツィエール。今、手元に本が無いので略歴どころかいつ頃の人かもわかりませんが、『レ・ミゼラブル』のあの有名な挿絵と同じくらい好き。あ、こっちも銅版画ね。銃士たちの髭や制服、王妃のドレス。コスチューム・プレイ大好きな私は両手を挙げて大歓迎。


三銃士(上)

三銃士(下)






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最終更新日  2009.11.03 20:09:24
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