先日卸のデポ長さんと面談した時に、
「最近、メーカーさんは価格低下に無関心のところが増えましたね」
「そうですかねえ・・・」
「競争が厳しくなり、各社目の前の売上だけに目が向いてしまっているんじゃないのかね?」
「うーーん」
我々は、建値制になってからは、納入価格への関与は出来なくなりました
然しながら、聞こえてくる昨今の新製品や競争の厳しい領域の製品は、
確かに、「えーーーっ」て、感じですねえ
先日の、WEBのRISFAXの記者コラムにも、「薬価は誰のものか」という
記事が書かれておりましたが、
メーカーは決められた薬価に対し、卸に仕切り価で卸す
卸は、その中で利益計算をしながら医療機関に販売をする
はずなのに・・・・
卸は、卸間のシェア競争を意識し、
医療機関からの厳しいバイイングパワーに負け、
メーカーからの納入に対する強い依頼等々により、
利益を度外視した納入価
すると、次回、薬価調査で薬価が下げられる
2年毎にこれの繰り返し・・・
そして、製品としての魅力が落ち、ライフサイクルも短命で終わってしまう
また、メーカーが当社予想した以上に売れれば、「再算定」にて下げられる
薬価は、厚労省の手中で医療費総枠と言う中で、回されている??
先日RISFAXに掲載されていた某大手の営業本部長インタビューで、
「今後は、納入よりも、処方を優先した取り組みをする」
はーー、なるほどって感じです・・・(^^)
自分探しの言葉 No.131
「回りが夢を語りだすと、
自分も夢に近づきたくなる」