テーマ:徒然日記(23493)
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さみしい気持ちになることって、ときどきあります。
人生には、どーんと深い寂しさを感じることも。。。 人にとって、親兄弟姉妹で構成される家族は、 いうなれば、人生の始発駅。 そこには、切っても切れない血の絆があるとしても、 家族と別れて遠くの駅に行かなければ、 人は人生というものがどんなものであるかを 知ることができない。 始発駅から遠く離れたとある駅で、 人は妻または夫、息子や娘と構成される家族を作る。 この駅を、多くの人が自分の人生の終着駅だろうと 思い込んでしまう。 ところがその駅は、息子や娘にとっては、始発駅に 他ならず、自分自身にとっても、 終着駅への新たな旅を始める乗換駅にほかならない。 人は、赤の他人よりも、 むしろ家族から別れと孤独を学ぶ。 強い絆と表裏一体になった孤独の群像ーーー。 それこそが家族の肖像なのだから。 「ヘタな人生論より藤沢周平:野火迅」より 別れはつらい。でも、別れを受け入れられたとき 今までのすべてのくびきを逃れ、新たな旅が始まる。 さみしい気持ちは、やさしさやいとおしさの裏返し。 さみしい気持ちの人にこそ、さいわい多かれ。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.05 19:57:40
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