ブックオフで、本を売って、…買う。
子供の残していった本がまだある。先日は、ゲームソフトを売ると、2400円くれた。今度は、アイドルの写真集や、ヌード写真集が、20冊ほど有る。残しておいてほしいと言ってたが、一向に帰らないので、無視してブック・オフへ。 何と、相当高価な写真集だが、一冊10円で買い取り、しかも3冊は、戻されて、17冊分の、170円を受け取る。 店を見渡すと、古本がずらり…。一冊,105円で… 石原慎太郎著 「老いてこそ人生」を、買う。 今日は、先日来の病気、流動性食道炎 気味で、まだ胸が苦しく、時々胃酸が出る。気分も悪いので、安静に本を静かに読む…。この病気、飯を食って、すぐ横になると、嘔吐する病気である。椅子に座って静かに…。 本を読んで、良い文章をメモる。 「じわじわと、歳をとる、衰えていく自らの自覚は、いまいましいが、人間はそのいまいましさに耐えるということが、人生に又、新しい色々な何かをもたらしてくれる。例えばその一つは、真の強さということ、…、…、健全な精神が老いていく肉体を守ってくれる…。」 「第二の人生などと言わず、人生そのものの仕上げの一番成熟・充実した季節と心得よう。どんなドラマでも、最後の幕が、一番実りがあり、感動的な物なのだから…」 と、慎太郎は、あまり好きではないが、さすがと思う文章があちこち。大磯や、山中湖に別荘のある人でもある。この、古本を書いたのが、自分と丁度同じ年の、70歳だから、と思いながら…、明日又読もう…。