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テーマ:旅のあれこれ(9944)
カテゴリ:パナマ 観光 モラのふるさとサンブラス
こちらからのつづきです。 さあ、セレブなサンブラスの旅第一弾はセレブ~なことだけで浮ついていたので、 第二段は、ちょっと落ち着いて。 ひと口に「サンブラス」と言っても、 サンブラス諸島はコマルカ・デ・サンブラス Comarca de San Blas という パナマの北東部、カリブ海に面した細長いクナ族の自治区沿いに転々と連なる 300以上もの島々で成り立っています。 ひたすら横に長い、(私が勝手に地図上でアバウトに計って)直線距離で200kmくらいはある自治区なので、 10以上の空港がサンブラスにはあります。 1年前に行ったクアニドゥプ島は、パナマシティに近い西寄りのリオ・シドラ Rio Sidra 空港発着。 今回の目的地サピベネガ島は、10の空港のほぼ真ん中に位置する プラジョン・チコ Playon Chico 空港でした。 だから前回はシティの国内線空港、アルブルック空港を飛び立って、 すぐ内陸へ入り、眼下はジャングルのみだったのが、 今回はしばらく太平洋岸沿い東に飛び、その後内陸へ、湖岸線が複雑に入り組んだ バヤーノ湖 Lagp Bayano を右に見ながら北上、と、 飛行ルートがずいぶん違ったのが面白かったです。 さて、リオ・シドラ空港よりちょっと遠いプラジョン・チコ空港までの飛行時間は約40分。 眼下の景色を楽しんでいればあっという間に着いてしまいます。着いてしまうはずでした。 が、 パナマの国内線を就航しているのは、 エア・パナマ Air Panama とパール航空 Aeroperlas の2社。 前回はたまたまパール航空でした。 前回もたしかに・・・・・・・、パール航空の方がちゃんと定刻に近く飛んでいた・・・・・・。 今回は、不幸にもたまたまエア・パナマでした。 なんと、行きは定刻より2時間遅れ、帰りは3時間遅れだった・・・・・・・・・。 何が不幸って、サンブラス諸島行きの飛行機はいずれの航空会社でも早朝便。 何しろ朝早く必死の思いで起きて、必死の思いで空港に向かうんですよ。 今回も、3時半起きして、4時半過ぎには夫に運転してもらって家を出て、 5時には空港に着いた。 さっそくチェックイン・・・・・・・、と並んだところで、 「何処行き?プラジョン・チコ行き?それなら8時発だから。」 これまた平然と言ってのける係員・・・・・・・。 ガ、ガ~~~~ンッッッッッッ だからって、そこから家に戻るには中途半端だし、冷房ガンガンな冷凍庫状態の空港待合室で、 ガタガタと震えながら出発時間まで過ごしたのでした・・・・・・・・。 もともと7時半ごろにはホテルに着いて朝食が出る予定だったので、お腹も空くし・・・・・・・。 出発前から半べそ 2時間待ってやっと手にしたボーディングパスは、今回オレンジ色。真ん中で割れてるし。 結局予定通り(?)8時ジャストに飛び立って、8時40分には着陸。 ホテルの迎えの舟に乗って10分、9時ごろ、すでに日も高くなってからホテル到着。 それからすっかり冷めたコーヒーと朝食をいただきました・・・・・・・。 ふぅ~っ、長い一日。 そして2泊2日のサンブラスを過ごした後の復路。 ホテルのクナ族のスタッフも何度も、 「パール航空の方がベターだ。エア・パナマはしょっちゅう時間が変わる。」と力説しているだけあって、前日にちゃんと翌朝の時間を確認してくれたみたい。 やっぱりその日もパナマシティ8時発、らしい。 ということで、7時40分ホテル出発、ということに。 前回、真っ暗な中真っ黒な海に漕ぎ出して空港に向かったことを考えれば、 ちょっとラッキー、だとは思ったものの。 (というか、パナマシティ8時発で、こっちの空港に着くのは40分後なのだから、 ホテルから空港は10分かかるかかからないかなので、8時にホテル発でも充分なのでは? というのが日本人の疑問でしたが、まあそれは彼らに任せよう・・・・・・・。) 結局8時前に空港に着いて、こちら↓の待合室で待機。 ここ、券売所も兼ねていて、しばらくすると窓口が開いた。 手書きのプライス表がいい感じですね~。何故かプラジョン・チコ発の方がパナマシティ発より若干値段が高い。 因みにエア・パナマのサイトで見ると片道$38,50なんだけど、ローカル価格は高いのかしら??? 8時にパナマシティを発ったなら、そろそろ来るはずの8時45分を過ぎても 全くその気配がなく、私たちを空港まで送ってくれたスタッフが、 「ちょっと島まで行って、電話して確認してくるから。」と 現大統領のネームプレートがかかる(お金をかけてるぞぉ!という宣伝!?)、 空港(空港は本土にある)とプラジョン・チコ島を結ぶ立派な橋を渡って行ってしまった・・・・・。 こちら↓ (左側がプラジョン・チコ島、右側が本土の空港。) え~っ、飛行機飛んだか飛んでないか、この期に及んで確認できてないのっ????? そろそろ3泊目をサンブラスで過ごす自分の姿が、頭をよぎる・・・・・・・・ それから30分以上経過してから、 貴重品の通い袋(?)みたいなのを持ったおじさんが島から渡ってきてスペイン語で 「もう飛行機来るよ。」 このおじさん、飛行場のボスらしい。 そう、「もう」来る、ってことは、「もう」飛行機の音聞こえるのよね~、 と私たちも、他の外国人観光客もソワソワと空を仰ぐ。 でも彼らクナ族の「もう」というのは5分や10分の単位ではなかったらしい・・・・・。 空を仰げど仰げど影ひとつなし その上その時点からやっと、飛行機の着陸準備にかかるクナ族の人たち・・・・・・・。 預け荷物にタグをつけるスタッフ・・・・・・だか、その辺のガキンチョだか?????? でも荷物にタグをつけるなんて、サンブラスも進化したもんだっ! ここでホテルのスタッフに質問。 私)ねえ、パール航空は今朝もう発ったの? ス)うん、6時45分にね。 パール航空のほうがベターだよ。エア・パナマはダメダメ。いつもこうだよ。 ・・・・・・・・・・。 やっとやっと待ちに待ってた飛行機が現れた!!!! ・・・・・・にしても、ここに降りるにはちょっと高度高くない???? と思ってたら、案の定、頭上高く去ってしまった・・・・・・・。 どうも、パナマシティ→プラジョン・チコ→他の島→パナマシティと行く飛行ルートのはずが、 なぜか、パナマシティ→他の島→プラジョン・チコ→パナマシティ、 と、勝手にルートが変わっていたらしい・・・・・・・。何故???恐るべしエア・パナマ。 「でもパナマシティにこれでダイレクトに帰れるよ。」 なーんてポジティブなんでしょ、クナ族 再び飛行機の音が!!!!!! 私たちの願いが通じ(?)今回は無事に降り立ってくれました! 前回のパール航空の時は機長が降りてきて名簿とチェックしていたけれど、 今回は何の確認もなく搭乗。10時、やっと離陸!拍手~~~~~ そして何故かパナマシティの空港に降りてから、荷物の重量検査があったり、 荷物をあけてチェックがあったり時間がかかり (国内線利用は3度目だけど、こんなの初めて!何かを熱心に探していたので、 何かあったのかも・・・・・・。) 家に着いたのは11時半。 前回パール航空の時は8時半だったのに、もう散々 教訓:パナマの国内線は、パール航空を利用しましょう。
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