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2009年05月10日
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こんばんは。

本当にご心配ばかりおかけしてどうもすみません。

アルのこと、もうだめなので、亡くなっても書くまいと思っていました。

書く勇気がなかったからです。

ただ、本当にたくさんのアクセスいただいておりまして、

携帯からもかなりチェックしていただいておりまして、

やはり書かせていただこうと思いまして。

アルはまだ生きています。一生懸命に生きています。頑張ってくれています。

正直、今日の日曜日の夜九時ごろに完全にあきらめました。

もう限りなく軟化症だろうと。軟化症じゃない可能性はほぼゼロ。

軟化症の治療法はゼロ。死を待つのみ。

下半身は完全に神経が死んでいます。肛門の開け閉めもできません。しっぽも。

軟化症の症状として呼吸が荒くなって、前足が立てなくなって。。。。。

アルはそのままそのとおりになっていきました。

昨日は主人と二人でとにかくいろんなところに電話をしてなんとかならないか調べていました。

いろんなお友達がいろんなこと調べてくださり、聞いてくださりして、

本当に感謝しています。

そして、明日は東京に行くつもりでした。鍼で治すという先生がいるからです。

ただ、東京に行くリスクも考えました。それでも何もしないよりはいいだろうと。

わざわざ病院まで話を聞きに行ってくれたお友達、そして、お迎えと泊まらせてほしいと

いきなりずうずうしいお願いして承諾してくれたお友達。

本当に本当にありがとうございます。主人も本当にびっくりしていました。

でも、東京行きはあきらめたんです。

アルの症状があまりに思わしくないので。

呼吸困難、水も飲めない、前足たたない、痛そうにぴーぴー騒ぎ出す。。。。。

覚悟を決めました。もう楽に行かせてあげることだけを考えようと。危篤です。

夜間、緊急対応してくれる病院を見つけて、とにかく今のアルの痛みだけとってもらおう、

そして、今晩看取ってあげよう。。。。そう思いました。

そして、何人かにもそのお話をさせていただきました。

一日中泣き叫ぶ私。ペットロスの苦しみをじゅうぶん知っています。

アルがいなくて生きていけるとは思えません。

現実をどうしても受け止めることができません。

今日はアルの前の飼い主さんに電話をすることが出来ました。

あやまる私にあやまらないでくださいと言ってくださいました。

今でもうちにしてよかったといってくださいました。

電話口でアルに話しかけてもらったら少し元気になったんですよ。よかったです。

そして、夜間病院でのことです。

なんと先生二人と女性スタッフの三人で待ってくださっていました。

状況話したら「明日まで持つかどうか」といわれました。

やっぱりそうですよね。ただ、とても苦しそうなので、

とにかく痛みだけとってあげられるようにしてくださいとお願いしました。

その方向で話をして受付で待っていたら先生が出てきて

「本当に軟化症ですか?前足まだ反応あるし、胸のあたりもあるし。。。」

「違うとは言い切れませんし、その可能性が高いですけど、ちょっと違う処置考えます」

びっくりしました。そんなこと言われるとは思っていませんでした。

もちろん、手術してくれた先生のほうが大ベテラン。日本でも屈指の神経系の先生です。

「軟化症は本当に進行が早いので、どうかな。ただ、○○先生がおっしゃるなら」

「手術のあとってかなり腫れるから痛いだけかもしれない」

そんな話をしていたら、目の前が変わってきたような気がしました。

「飼い主さんが悲観的でいるのが一番不安をあたえるよ」って言われました。

一日中泣き叫んでる私が一番よくないんだ。

もう泣くまい、信じるだけ信じて、明るい話だけアルにしよう。

痛みどめを飲ませてもらったら嘘のように呼吸が落ち着きました。

皮下点滴をしてもらって痛みどめとで、驚くほど落ち着いています。

痛かったんだな。本当に。

「軟化症の可能性は高いよ、油断はだめだよ」

といわれましたが、今回の夜間診療で、私が落ち着くことが出来ました。

病院にいくまでの症状で今晩、アルは逝ってしまうと思っていました。

そうなるかもしれません。違うとはいいません。

ただ、今、とても落ちついてくれています。

朝まで持つかもしれません。

私はもう泣かないことにしました。もちろん、虹の橋に渡ったときには思いっきり泣きます。

それまでは泣きません。

頑張ってるアルと一緒に頑張ります。

本当に本当にたくさんの励ましありがとうございます。いつも思いますが、

ブログをやってて本当によかったなって心から思います。

二時間に一回おしっこを絞ってあげないといけないので、睡眠時間もあまりとれません。

それでもいいんです。生きてさえいてくれたら。

訪問は少し出来ません、それはごめんなさいね。お返事も。

夜間診療に行って本当によかったです。痛みをやわらげてあげられたのと、

私の気持ちが変わったことと。

頑張ります。アルも頑張ってます。明日の命かもしれません。あさっての命かもしれません。

それでもみんなで頑張ります。





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最終更新日  2009年05月11日 00時14分50秒
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