城崎 温泉寺ーその二
前日に電話をいただいたので、「いや~大きいお寺なんで、敷居が高くて行きにくいですね」と言ったところ「心にもないこと言わんといてください」と切り返されてしまいました(*^_^*)しかし、現実に行ってみると想像以上に大きな寺院でした(@_@;)何しろ、これが下の山門(1764年-1772年建立)普通の本堂よりかなり大きな薬師堂(1804年-1818年建立)があり、それ以外にも、いくつかのお堂があります。本来は天まで続くかと思われる石段を登りますが今回はロープウエイで昇ります。こちらがロープウエイ温泉寺駅から見た、本坊と本堂。本堂は但馬地方最古の木造建造物(1387年頃建立)!但馬地方唯一の多宝塔(1768年頃建立)!さらに奥には美術館があります。全国レベルの大寺院です!(@_@;)「どこから声をかけたらいいのだろう?」とチキンハートなのでウロウロ(;一_一)通用口らしいところから、案内を乞うと役僧らしい青年が現れました。「O師おられます?」「少しお待ちください」しばらくして現れたO師は7年前と変わらぬ姿でした。どうぞおあがりくださいと本坊にあげていただき、お参りさせていただきました。本堂も拝観させていただきました。5,60センチもあろうかと思える、巨大な丸い柱で支えられた本堂は流石に重要文化財と思われる風格を醸し出しています。美術館には、当寺の宝物が納められています。平安時代と鑑定された仏像が何体もまとめて、おかれているところにこの寺院の歴史が感じられます。畳で3畳分の広さはあろうかと思われる戦国時代の涅槃図がおもむろに掛けてあるところや、江戸時代の高僧によって書かれた縁起などが、さりげなく置いてあります。珍しいのは、観音様の三十三変化像。観音様は、相手によって三十三変化をしながら人々を救ってくださると言います。三十三観音巡礼は、それに基づいて、作られたものですが、その三十三の変化身の像ありました。「面白そうですね、コレください」「いいですよ、どうぞ」と言われたものの・・・かなり傷んでいるので、修復するとしたら・・・最低3000万位はかかるかな???とても貰えない(;一_一)まだまだ、続きます。人気ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。 ↓