こんにちは。
岐阜県担当のフクタです。

よく雨が降りますね。
災害のあったところもあるようですが、皆様のところは大丈夫でしょうか？

さて、今日は、雨の日にゆったり過ごすのもいい、旅館をご紹介します。
私が泊まった日も、ちょうど雨の日でした。
雨音も、とても雰囲気にあうお宿です。

料亭旅館　八ツ三館（「やつさんかん」と読みます）

車を駐車場にとめ、玄関へ。日本庭園を奥へ進みます。

玄関は、駐車場からぐるりと回った川沿いにあります。
川を挟んで、向こうに見えるのは、三寺まいりの寺の一つ「本光寺」。

では、潜入を開始！

お抹茶をいただいた後、お部屋に、案内していただきます。
八ツ三館さんは、廊下が畳敷き。
スリッパなしで歩くと、足裏に日本を感じますね。

迷いそうな、廊下を進んだその先が、本日泊めていただく「池月」の間。
一般客室とは別れていて、静かで、ちょっと離れのような感覚

「池月」の間は、昭和初期の数奇屋造を、現代風にリニューアルし、
4月に完成したばかりの露天風呂付き客室です。
単なる新しさだけでなく、和室には、古くからのものをそのまま残しているところもあり、
和洋折衷と新旧を織り交ぜたとても雰囲気のいいお部屋。

肝心のお風呂は、あとにとっておいて、まずは、夕食。
個室料亭に移動します。

夕食中に、本当は、ご主人が宿の由来などを語る口上を聞けるのですが、
この日、私は、食事時間が遅くなってしまったので、聞けませんでした。
残念。。。
でも、その代わりに、女将さんが食事の個室へ、お話に来てくださいました。
口コミどおりの、お料理に大満足。おなかもいっぱいです

そうそう、上の、写真で、
「焼魚の向きが違うのでは？」
と疑問に思われませんでしたか？

仲居さんの説明をお聞きしたのが、「川背海腹」という並べ方。
川魚は、背中を手前にするのが正式なんだそうです。
さすが、老舗料亭旅館さんだけありますね。

さて、おなかがいっぱいになったところで、大浴場もゆっくりつかって、
あとは、お部屋でのくつろぎタイム。
リクライニングソファで、テレビを見ながらボーッ

そして、またまた、お風呂タイムです。
今度は、私だけのお・ふ・ろ

お部屋の露天風呂は、屋根付き＋ガラスで回りが囲まれているので雨の日でも
バスタイムを楽しめます。
温泉ではありませんが、絶えず、お湯が流れる大きな御影石のお風呂、
しかも、そとにはライトアップされた日本庭園。
もう、言うことなしです！

ちなみに、このお風呂、シャワーやシャンプー・リンスも揃っているので、
大浴場が苦手な人にもいいのでは？

ああ、こんな贅沢、ひとりでしてていいんだろうか。。。
と、今日の日を振り返りながら、ベットへ。
お湯の流れる音を聞きながら、おやすみなさい
（お湯の音が気になる方は、フロントで止めてもらって）

朝です。

朝日を浴びて目覚める。
ベットから見えるのはこんな光景。

さ、まずは、朝風呂。大浴場は、昨晩と男女入れ替わっています。

そして、朝食へ。
旅行に行くと、朝も、いつもより食欲が出てしまうのはナゼ？（私だけ？）

あ～、朝からよく食べたわ。
まだ、チェックアウトまで、時間があるから、もう一回、お部屋でお・ふ・ろ

明るいときに入る露天風呂は、また違った雰囲気。
上を見れば、露がキラキラ。とってもすがすがしい。

のぼせそうになったら、あがってデッキへ。
ウッドチェアに横たわり、ちょっと涼んだら、また、お風呂が恋しくなる。

今回は、仕事での宿泊だったので、館内をゆっくり回る時間がありませんでした。
時間があれば、リラクゼーションルームやおみやげのギャラリー蔵もおすすめです。

仕事で泊めていただいたのですが、本当に、贅沢な気分を味わえました。
帰りたくない気持ちを抑えつつ、宿を後にするフクタなのでした。

百聞は一見に如かず。
　でも、まずは、情報収集という慎重派さんは、お客さまの声もご覧ください。
　きっともっと行きたくなるはずです。

現在、書店で発売中の新潮社『旅』と、『婦人画報』に、飛騨古川と八ツ三館が
　掲載されています。チェックしてみて！

◆飛騨古川に行ったらここも！◆

牧成舎瀬戸川店　
乳化剤を使わない自社製の『ソフトアイス』。ほど良い甘さのアイスクリームを
手焼きのモナカでサンドした『最中アイス』など。夏には是非！

渡辺酒造店
蒲酒造場
飛騨古川の造り酒屋。

夏休みは、古い町並みへ。
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（岐阜県：フクタ）