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2006/08/07
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起きたら、パリだった。

…そうか、パリなんだっけ。そういや部屋の様子がいつもと違うじゃん。
そう思ったのに、TVをつけたら日本のNHKが映り、「どこだよここ!」と突っ込みたくなる。
でもとにかくパリ2日目。

のろのろ起き、支度をし、11時頃チェックアウト。

このホテルの受け付けの人も日本語を喋ってくれる人だった。
別れ際にフランスの新聞紙を貰う。いい人だったな。

今日まず最初は、昨日入れなかったノートルダム寺院へ。

昨日は予定がぎっしりだったので、今日はほとんど予定を入れずにパリを楽しもうという作戦だ。
メトロでシテまで行き、朝食もとっていないので、ブランチにする。
ノートルダム寺院すぐ横にカフェがあるので、そこのテラス席に座る。
この周りの席に座ってる人たちはきっとみんな観光客だ。
そう思ったら、なんだか面白かった。

ここで、パリに来たら頼もうと思っていたカフェドリンク「マンタロー」を頼む。

来ーたー! うわっ予想通りすごい色だ。

「マンタロー」はミントシロップを水で割ったもの。ただそれだけのもの。
全然甘くなかった。けど、これは憧れの飲み物だったので頼めたことが満足。嬉しい。
母はカフェラテ、それに二人で写真のものを食べた。
…なんですかこれ、って聞かないで。私にも良く分からないんだ、名前が。
トーストにチーズが乗って、それに何か挟まってたような、、気がする。美味しかった。
(後で思うに、これクロックムッシュだと思う。マダムはこれに目玉焼きが乗る)

ノートルダム寺院に入る。入場は無料。中ではロザリオやメダイを購入出来る。
日本のお寺でお守りを売ってるようなものだろうか。

寺院内はステンドグラスがとても美しく見える。

表に出て、寺院脇の行列に並ぶ。ここからノートルダムの上に寺院内の階段で上がれる。
つまり「ノートルダムの鐘」が見学出来る。

通路は狭いので、少人数ずつの入場。かなりの時間、待つ。
やっと番が来て入り口で入場料を払う。2人で15ユーロだった。
細く続く石の螺旋階段をどこまでも昇る。本当にどこまでも昇る。
当時は見学者が昇ることなど想定してないだろうから、階段はごく狭いもの。
ぐるぐる回って昇っていると目が回りそうだ。

そしてやっと、螺旋が終了。
そこを抜けると、パリの空が待ってた。

この写真を撮りたかった。

ガーゴイル。あっちにもこっちにもガーゴイル。
ちなみに、本当の名前は実はよく分からない。
ずっと「ガーゴイル」だと思っていたら、この時もらったパンフレットか何かに「シメール」と書いてある。

いわれや歴史や、その他諸々は後で調べるとして、私はとにかく、この「パリを眺める石の生き物」達にとても惹かれている。
見た目の恐ろしさとは裏腹に、この石の生き物達の心中はなぜか穏やかに見えてならない。
そしてパリの街を見つめ続けている。そんなところが好きなんだ。
ここから見えるパリのまち。エッフェル塔や凱旋門、モンマルトルの丘まで綺麗に見えた。
毎日見てるんだ、この景色を。彼等は。

ノートルダム上部の通路はとても狭い箇所があり、すれ違いも出来ない程。
途中の道を左に曲がると、鐘への道に辿り着く。
ノートルダムの鐘、見て来ましたよ。映画とか観たことないけど。あ、あとで観ようと思います。
鐘の周りは組み木で出来ており「火気厳禁」と記されておりました。

一方通行の道を行くと、行きに昇って来たのと同じだけの階段を、今度はどんどん下ることになる。
下る下る。目が回りそうだ。
やっと地上に戻って来たのは、もう3時過ぎだった。

母は、セーヌ川クルーズがしたいと言う。
というわけで船着き場まで歩く。場所は、同じくシテの端。
次の乗船は4時だというので、待ち合い室で待つ。その間、雲行きが怪しくなってくる。
さっきまで天気よかったのにねぇ。そういえば今朝のHNKで「今日のパリは時々雨」って言ってたっけ。
…当たった…さすが。

乗船する頃にはかなりの降り。
…雨かぁ。この旅初めての雨かぁ…せっかくのクルーズに雨なんてヤだけど、でも考え様によっては屋根付き船に乗ってる間に止んでくれたら、歩いているときに降られるよりずっといい。

セーヌ川クルーズ開始。
ルーヴルの横を通り、いくつかの橋の下を抜け、船は行く。
エッフェル塔の付近になってきたら、思った通り雨、小降りになって来た。

船上から。

エッフェル塔は、意外と小さい塔だった。
てか多分ポストカードやガイドブックの印象が強いせいだと思う。
鉄筋が焦茶色に見え、「建設当時はパリの住民に非難を受けた」というのも理解出来た。
でも今やパリの顔。
エッフェル塔の足元にメリーゴーラウンドがあり、それが可愛らしかった。

船はここで旋回し、来た道を戻る。そしてシテ島を回り、ノートルダム寺院をぐるりをほぼ一周見る形で、もとの船着き場に戻る。
時間にして1時間のクルーズ。途中から晴れてきたし、エッフェル塔も見たし、なかなか良かったね。
船を降りる頃には雨はすっかりあがっていた。


来た道と違う道を通って、最初のメトロの駅まで。
一本違う道を入っただけなのに、素敵なリストランテがたくさん。

パリのこういう何気ない道が、とても素敵に見えた。

6時。北駅(ユーロスターの発着駅)に着く。
でもちょっとお腹が空いているので、駅前のカフェで軽い食事を取ることにする。

オムレットゥ(オムレツ)を食べた。ドリンクはどうやらペリエだったらしい。
らしい、というのも、パリのカフェでこれを飲んでいる人が多かったから私も飲んでみたくなって注文しただけなのだ。
来るまで、これがなんなのか良く分かっていなかったのだ。
ペリエは、ただの炭酸水です。甘くもなく。
でもこの瓶の色、マドラーの色、レモンが「ペリエ」を十分引き立たせている。
すごく美味しい気がしました。なぜって私は単純なのさ。

列車の時間は19:19。
すごくギリギリまでカフェにいることになってしまったので、急いでユーロスターに向かう。
駅はすぐそこなんだけど、またパスポートチェックと、今度は入国審査まである。
さっすが英国、入国者に関しては厳しい厳しい。
でもこの審査官さんはやさしい人だった。「何日滞在するの?イギリスから日本に帰るのか?」
等聞かれ、「そーです」というと「良い旅を」とポン、とすぐスタンプ押してくれました。

免税店でちょっとだけ買い物をし、イギリス行きのユーロスターへ乗り込む。
まだ夕方のフランスの景色を眺めつつ、イギリスへ。

書き忘れてたけど、フランス⇔イギリス間では1時間の時差があります。
というわけでロンドン着は夜9時頃。
英国に戻ると、英語が通じるってすごいなぁと感じずにいられない。
やっぱりパリはパリ語(フランス語)なのだもの。

「海外に行って、そこからさらに海外旅行」というイベントを一つ終えて、一安心。
いつもの駅に帰り、スーパーで少し買い物をし、
いつものホテルに戻って就寝。

持って行ったユーロ紙幣は予定通りの勢いで使ったらしく、残金15ユーロだった。


8/8に続く


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Last updated  2014/02/23 07:36:24 PM
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