カテゴリ:日々雑感
世紀末の一年 今年の終わりから来年にかけては、何とか高杉ものを書き上げようと思っているSheinoでございます。 そのためには、とにもかくにもとりあえず、「高杉晋作史料」は読め>自分、と言うのが目標なんですが。(ってか、まだ読んでなかったのか~~って話なんですが…) とはいえ、ハードカバーは、とにかくカサバルよ! ってことで、ついつい横道に走ってます。 それでも、こないだまでは赤禰本なぞ読んでみたりして、一応の方向を保っていたのですが、読み終わってついつい走ってしまったのが、上記「世紀末の一年」 子規本です。 1900年の子規の生活を基調にして、明治中頃の日本の世相を読み解くという感じの本。 足尾鉱毒事件や星亨の暗殺や娼妓解放運動にまつわるあれこれや、鉄道国有化問題、教科書検定問題と、色々起こってますが、読むに付けシミジミ思うのは、 「100年経っても、日本の官僚ってなんも変わってない!!」 という愕然たる事実。 というか、考えようによっては、この時代に味を占めた腐敗官僚が、今に至るまでメンメンと政治を執り続けているのね!? ということかもしれない。 って事は、つまり、イワユル一般大衆って、ヒトビトは100年経っても一向に進歩していないってことなのね…がっかり。 子規には、 「頭の白い鼠や黒い鼠もちと退治るといい」 と政治家を皮肉った一文がありますが、まったく、退治って欲しいものです。 ってか、政治家に給料出すのをやめろ~~。その分、国民に還元してくれ~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 11, 2008 11:03:10 PM
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