石井式リスニングルーム
最近、体調を崩していて、1ヶ月以上ずっとオーディオ装置に触っていなかった。久しぶりにCDを掛けてみたところ、なかなか良い音がするので嬉しくなった。季節によってずいぶん音の印象が変わるように思う。これから梅雨に入るまでの間が1年中で1番良い音がするように感じる。もっとも、アキュフェーズのイコライザーでこまめに音場補正をしていくと、常に同じ音が出せるのかもしれない。 そう言えば、石井伸一郎氏の「リスニングルームの音響学」という本が発売になった。この手の本は好きなので、早速買ってきた。一番右がそれであるが、「石井式リスニングルーム」について詳しくまとめられている。この本によれば、部屋の縦・横・高さの理想的な比率は1.00:0.845:0.725だそうである。シミュレーションによれば、高さが0.6以下の比率だと決して低音がうまく再生できないと言う。ちなみに私の家のリスニングルームはどうかというと、縦・横・高さの比率が1.00:0.82:0.69でなかなか良い値なのである。昔、加銅鉄平氏の著書を参考にして自分で設計したときのことを思い出した。