嵐山法輪寺、片思いの桜。
長男の十三参りに行って来ました。長女の十三参りから2年ぶりです。昔は、13歳で大人としたことから大人への一歩としてのここでのご祈祷は我が家では外せない行事。でも、面倒くさがっていやいや連れてこられた長男は写真もなかなか撮らせてくれません。やっとのことで撮った3枚はきっと大人になってから語れる3枚となることでしょう。子育ては片思いに似ているとふと今日思いました。こちらの思いは相手にとっては実は迷惑で、面倒くさいものかもしれないけれどこの思いは募るばかり。叶わない恋かもしれないけれど相手の幸せを一途に祈って止みません。そう思えば私は三つも片思いをできるなんてなかなかないこと。素敵な切なさを大事にしようと思います。今日の嵐山は両思いの恋人たちでたくさんでしたが桜はまだあと一歩というところでした。ただ、十三参りに訪れた法輪寺の入り口から山手を上がったところにひっそりと山桜が咲いていました。その鮮やかなピンク色が片思いを応援してくれているようでした。