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テーマ:ライトノベル・小説(370)
カテゴリ:ライトノベル(講談社、電撃)
青春失格男と、ビタースイートキャット。 (ファンタジア文庫) 文庫 2018/5/19
長友 一馬 (著), いけや (イラスト) 【あらすじ】 高校に入学した日。野田進は桜の木から落ちてきた清楚系女子、宮村花恋と運命的な出会いをし、誰もが羨む高校生活を手に入れる。だが進は、そんな普通の幸せに満足できなかった。「あなたは、青春不感症なんです」そこに、エキセントリックな孤高の天才児、西條理々が現れる。彼女の言葉で、進の日常は甘くきれいに溶けだした。「私の足を舐めろ、です。大人の味を教えてあげます」友人も、家族も断ち切って、世間から孤立する。進と理々だけの秘密の共犯関係―“楽園追放計画”が始まった。目を背け、逃げ続ける。ふたりだけの幸せを信じて。第30回ファンタジア大賞“審査員特別賞”受賞作。 【ひとりごと】 物語は主人公野田進がヒロインかあるいはサブヒロインで咬ませ犬ポジみたいな宮村花恋を助けたことから始まり、助けられたからという理由で一目ぼれされエキセントリックなえちえちな告白し、その普通っぽい幸せを享受できない主人公は、何故かロリヒロインたる西条さんに目を付けられ、「あなたは青春不感症ですよ」といわれ、人には言えない関係prprが始まり、人気のないところでprprし、楽園追放計画という名のフォロワーブロックして、俺はまともじゃないんだと悲劇のヒロイン振りながらバンドして女三人組を負かしたり、prpr我慢できないんだこんなつまんないばしょいたくねえという中二病的な感想をもらしながら西城さんと駆け落ち的なことをして、西城さん倒れたところで病院に戻り、西城さんの母親から誘拐犯扱いされ、クラスでは村八分。フォロワー数激減。最終的には、都合がいい女宮村を利用して事の誘拐事件は一件落着。ニセ恋人と西城prpr関係は続く。 とりあえず、まあ、そんな感じで。 総評的には普通かそれ以下。普通評価はふぇちずむ的なprpr点と西城さんのイラストがかわいいところ。それ以外はマイナス点か普通。 読者を選ぶことはまず間違いなく、表紙絵と内容のギャップで青春とかラブコメとか思った人は騙された気分になるのではなかろうか。まあ、帯体的にアレなので、前代未聞のラブコメというけれども、確かにそうなのだろうと思うけれども、誰も見た事がない理由にはちゃんと理由があって、それが受けないことは誰もが想像できるわけなのですよ。正直、奇抜なフェチ以外は良いとは言えない。 というか、キャラの魅力は西城さん以外乏しく、またストーリーもよいとはいえない。青春系としてはいまいちであるし、ラブコメとしては微妙といわざるを得ない。 というか、若干何だかナーと思うですよ。 青春不感症というけれど、ただ単にお前の嗜好が変態的で普通じゃなかっただけではと思うのです。わざわざ青春不感症なんて言葉に置き換えて俺たちは悲劇だという感じがアレだと思うのですよ。というか、実際悲劇悲劇という感じを押し出していますしね。あと、楽園追放計画してブロックしまくってるのに、誘拐事件からクラスメイトにブロックされたりした件でなんか女々しいこと主人公言ってるけれど、そういうのはいらないとおもうんですけれど。自業自得ですし、なんでこいつ悲劇のヒロインぶってるんですか。そして、宮村さん利用して事件解決に導く感じ。咬ませ犬ポジで、絶対にハッピーエンドにならないだろうなと安易に想像でき、これラブコメとしてどうなのよ。続きがあれば紆余曲折あるだろうけれど、最終的には西城さんだよねというのがみえみえなのですよ。さすがに最低とか屑とかそんな感じに思えて、主人公そのものを応援できるようなものではなくなる。これはラヴコメとしては致命的ではと思わざるを得ない_(:3」∠)_ まあ、そんな感じでして、悲劇ぶってるのがいちいち鼻につくというか、お前らはただ変態的なだけ。ぶっちゃけ変態と開き直ってるラヴコメは多少なりともあるので、そっちのほうがまだ面白いのではと思わなくもない。 ところで、西城さんはなんでラブレター盗ったり楽園追放計画の声かけたり、prprさせたりしているんです? prprは西城さんも変態だったんだーってわかるけれども、ラブレターと追放計画の声掛けに関してはいまいち釈然としないんだけれど。最初唯のクラスメイトだったよね。主人公とかかわる要素ゼロだったよね。突然すぎてアレだと思いました。 青春失格男と、ビタースイートキャット。 (ファンタジア文庫) [ 長友 一馬 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.12 08:02:54
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