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テーマ:ライトノベル・小説(370)
カテゴリ:ライトノベル(講談社、電撃)
鋼殻のレギオスIX ブルー・マズルカ (富士見ファンタジア文庫 143-14) 文庫 2008/6/20
雨木 シュウスケ (著), 深遊 (イラスト) 【あらすじ】 「わたしたちのことを、忘れないで」再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出す―。恋も物語も、かつてない劇的展開へ。 【ひとりごと】 夏なのでとってつけたような水着回。正直どうでもいい。本番はその後の帰り道。リーリンはついにダイトをレイフォンに。でも受け取らない。大喧嘩_(:3」∠)_雰囲気最悪のまま日常へといき、どうにか説得しようも、かたくななレイフォン_(:3」∠)_一方グレンダンでは、名付き汚染獣が誕生したり、奥の院で侵入者がいたり、グレンダンの進行方向が変だったりとちょっとした異常が出ている。で、ツェルニに戻り、リーリンは入院。仲直り。そして、武芸大会に二戦目へ。そして来襲する名前付きっぽい汚染獣。レイフォンは退治に向かい、ツェルニの武芸者たちは飛来する卵を撃破。ニーナはついに覚醒する! そんな感じで、物語は動いているのだけれど、その中心はやっぱニーナになるのかな。リーリンにもなるのかな。レイトンはモブのようにそこらへんの害獣を始末しろって感じ。廃貴族以降ニーナを主人公にするぞ感がすごいんご_(:3」∠)_正直個人的にはあまりアレなキャラなので勘弁してほしい。 というか、アレなキャラだなと思うのです。 廃貴族に関し、ツェルニ会長であるカリアンが問いただすのだけれど、そこでもかたくなに拒否。理由はニーナの中にある。で、まあ、そんな感じで、ぶっちゃけカリアンにも理由はある。会長としてツェルニに守る義務があるからね。で、廃貴族宿っているニーナを教導傭兵団から守ってあげている。でも、かたくなに拒否するニーナ。うん、もうこいつ放逐していいんじゃないかな?_(:3」∠)_守るという選択肢を取るのであればニーナをツェルニから放逐すべきだよ。大体想像できるだろう。非常な手段をとるカリアンだったらするだろう。なぜしないのかな。そこらへん攻めていけばいいのに。 というわけで、普通。 記憶に残る場面はだんだんとヘリ、以降どんなのだったかなーと思う。思い出せない理由は、単純に記憶に残らないほどアレになっちゃたんじゃないかなと思う。ぶっちゃけ、不穏当な物語の進み方してるしね。まだレイトン中心だけれど、このままオーロラフィールドとか狼面衆とかグレンダンとかが大頭するとレイトン隅に追いやられそう。一巻でネタバレされた感じのアレがじわってきてるよ(´・ω・`)物語の後半から終盤にかけて評価が一転しそうな予感だお。 【中古】ブル-・マズルカ 鋼殻のレギオス9/富士見書房/雨木シュウスケ(文庫) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.26 12:15:00
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