テーマ:ヨーロッパ旅行(4198)
カテゴリ:ヨーロッパ
3年前のバルセロナに行った際の話です。
バルセロナは陽気なスペインの一面をのぞかせながら、同時に大陸風のかおりを持つ。 地中海に面したイベリア半島のつけ根。つまり、大陸との接点の位置。前に地中海世界が広がる。 その昔はバルセロナは、ローマ帝国の版図。ローマ帝国はその支配下の地域を文明化していったと言われる。 いわば、ローマのおかげで文明が発達した。 カタルーニャ地方の中心都市、バルセロナ。 カタルーニャの地方に対する誇り(4月11日-13日)はすごい。 フラメンコや闘牛とも遠い都市。 スペインの中でも独自の香りをかもし出すバルセロナ。 南部も魅力的であるが、バルセロナもまた違った魅力があると思う。 バルセロナ大学は、特に工科系ではスペイン随一と言われる。 ヨーロッパの中でも屈指の研究室もあるという。 そのバルセロナ大学の裏手(?)のほうに、フットボール(サッカー)スタジアム。 リーガエスパニョーラの試合開始は、遅い時間からだという。 当時、開始時間を聞いて驚いた覚えはあるが、もう忘れてしまった・・・ ![]() 昼食は2時、夕食は8時半くらいからなのでそれも当たり前かも。 ここはスペインらしい ![]() バルセロナ大学の前の大きな通りに路面電車の線路が敷かれていた ![]() 道の真ん中ではなく、道の端に、道とはグリーンベルトで仕切られて半ば専用軌道のような形である。 その当時、昼食を食べに出入りしても、朝夕の時間帯も、電車を一度も見たことがないのを不思議に思った。 ![]() よほど運行本数が少ないのだろうか。 それにしても全く見かけない。 廃線あとなんだろうな・・きっと。 やはり車に押されているんだろう・・・ ![]() 同行のスペイン人エンジニアに聞いてみた。 なんと、全く逆だった ![]() 新しく建設中だった。 ちょうどもうまもなく走り始めるが、まだ走ってない・・という状況だった。 通りの名は忘れてしまったが(ごめんなさい ![]() この通り沿いには、王宮や新たな観光施設もある。サグラダファミリアも同じ通りではないが、そんなには遠くない。 話はそれるが、王宮には年に一度はマドリッドから国王がこちらに来られるらしい。 日本と同じで、王は政治には関与していない、とのこと・・を聞く前に説明してくれた。 バルセロナにも宮殿があるということは、それだけバルセロナという街を国としても重要視しているんだろうなと感じた。 さて、路面電車。 あれから約3年、今頃は電車が走っているんでしょうね ![]() そう言えば、昨年訪問したフランス、オルレアンのトラムも新しかった。 この頃にヨーロッパ各地で、トラムの建設がされていたのかもしれない。 トラムは街の景観にも合っているし、渋滞緩和の役目も果たしているんだろう、きっと。 路面電車が渋滞を引き起こすのか、緩和する役目を果たすのかは、知恵次第という気がする。 何事をなすにも、知恵を絞ることが大切な時代に入った。 より多くの人に人に利益を還元するための知恵の時代 ![]() それが本人に利益が再び循環してくる一番の道ではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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