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徒然萬成

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2009.07.12
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カテゴリ:国内旅行

週のなかばに鹿児島に出張してきました。

とはいっても日帰りです。

帰りに鹿児島中央駅までついたときに、空港バスの発車まで30分ほど余裕があったので、駅から近いという、西郷隆盛の生家まで行ってきました。



駅からまっすぐに延びる道を少し行くと、左手に川が近付いてきて、人専用の橋がかかっています。

ここを渡ったあたりが、生家跡付近。

橋を渡った左手には資料館のような建物。

その左手、川沿いに進むと、大久保利通の生家跡。


もちろん建物はなく、公園のようになっていて、真中に碑があります。



そして、橋に戻り、川沿いに反対方向(橋を渡った右手方向)にいくと、同じくらいの距離で、西郷隆盛の生家跡。

やはり公園のようになっていて、真中に碑があります。


橋を渡った右手すぐにあった、当時の下級武士たちの住まいの復元はこちら。

鹿児島1


質素な住まいですが、風格はありますね。



このあたりは、彼ら二人だけでなく、たくさんの維新を輩出した地です。

何か感激ですね。



明治維新で、彼らが立ち上がった一番の理由は、防衛問題。


黒船が来航し、幕府の対応も右往左往。

当時、大国であった中国の「清」が列強に植民地化されている姿をみて、幕府に任せておいたのでは、この国の未来が危ないと感じた彼ら。



わずか数千人の志士達の活躍で、この国の命運が変わりました。

そして、アジアでも植民地化されることのなかった数少ない国の一つどころか、大国の一つになりました。

日本のアジア進出にはいろいろな側面がありますが、アジアの植民地からいったんは欧米軍を退却させ、それが戦後アジアの国々を植民地から解放したことにつながったという功績もあることでしょう。



このような大事業の礎をつくった人たちが、ここからたくさん出たというのは、すごいことですね。


黒船来航のおりも、黒船の目的を理解している人は少数だっただろうと思います。


今の北朝鮮のミサイル状況も似ているかもしれません。

焦った彼らが、遠くで、何かをやっている、また援助がほしいのだろう、くらいにしか思っていないようです。


しかし、これが本当の危機が迫っていることだと見抜いている人はまだ少ないのかもしれません。

備えが十分で、攻めても勝てない、となると、攻めてきません。

しかし、勝てるとなると攻めてくる可能性があります。



独裁者による極貧国が、その状況を打開するために打ってくる手として考えられなくはありません。

もし、そのつもりがなければ、先に国内の立て直し、農業や工業の立て直しを図ることでしょう。

飢えている国民が多数いるのに、援助をそこに回さずに、ミサイルに注ぐ。

意図を見抜かないといけないようです。



ただし、そういうことを言われると、逆手にとって、こちらのせいで、そうせざるを得なくなったのだというふうなことを言って、こちらの準備をとめようとするでしょう。

こちらが、止めれば、彼らの思うつぼ。陰で準備を進める。

止めなければ、それを口実にますます準備を進める。



民主主義国家なら、このような暴走は止められるでしょうが、独裁国家ではそうではありません。

彼らに、攻撃しても無駄である、ということを認識できるような体制をとる必要があります。



防衛問題は、国家の主権にかかわる問題です。

自分で防衛できないなら、主権をもっていないのと同じです。

世界中、どこを見ても、防衛を放棄した国はありません。



政治家もこの話をすると、マスコミにたたかれ、選挙で落ちる、という怖さがあって、話がなかなかできないのだと思います。

しかし、そのようなタブーは破っていかなければ、この国の未来が危ない可能性があります。



状況としては、幕末のころに似ているのかもしれません。

この国が立ち行くための未来をどう描くか。



誤解があってはいけませんが、明治政府と同じものをつくれと言っているのではありません。



民主的で、自由な国家であり、防衛もしっかりして、国民の生命、安全、財産を守れる国家になってほしいと願っています。


何かが起きてから考える、というのでは、遅いと思われる世界情勢になってきているように思います。

国連は頼りにはなりません。決議はできても、実質占領されれば、それを解除することが難しいのは歴史をみれば分かります。

自国は、自分で守る必要があります。


維新の志士達の地で、改めてそう思いました。






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最終更新日  2009.07.12 09:16:12
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