徒釣草

前日模様が悪かった、ターチ名人があろうことか坊主になるのだから相当なものだ。

名人の敵討ち、よせばいいのにどの程度悪いのか様子を見に行った。

朝一乗船して宜しくとご挨拶申し上げたら堺キャプテンから今日は釣れねーよと一発かまされた。
六時半出航、明るくなるのが随分おそくなった。





朝の一投目ばたばたっとタイ、イシダイが当たったようだ、というのは背中合わせの右舷だけ。

キャプテン潮が直ったかな？なんて言っている。
ところがどっこい、それ以来全然当たらない。

５０ｍ、６０ｍ、をやってだめ。
１１時半１００ｍをやって当りなし、はい上げてで電動リールのスイッチオン
隣の常連さんＦ氏も同時にオンした筈なのに手巻きをしている。

電動を回したとたんに喰ったとのこと。
釣雑誌が取材に来ていたので雑誌社の人も色めきたっている。



本日最大の1.4Ｋｇ、雑誌社の人も庄治郎丸もこれで一安心だ。
これを最後に船中タイの音沙汰は無かった。

右舷の人はアジを何尾か上げたようだがイナダとかカイワリとかの外道も釣れなかった。
空のクーラーで帰るのも久し振り。

今年の春の五連敗でもアジぐらいは釣れて空クーラーは無かったのに。
でも帰ってからの魚捌きが無いので気が軽かった。