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10代の頃、重い脳性まひの人の講演を聞いたときのことを思い出しました。
朝、NHKのラジオを聞きながら通勤しています。 今朝は子育ての話をしていて、日本が子供を育てにくい社会だ、という流れのなかで、大学の教授の方が、 ”子供は親だけのものじゃない、社会全体の子供だ” という認識が、それこそ社会全体にないと、なかなか少子化は止められない、というふうに話しておられたように感じました。 重度の脳性まひの方の講演でも、同じ言葉を聞いたのです! その方は、右手が(左だったかも?)肩から上に上がったままで、もう片方の手も指がちゃんとはなく、話す言葉もやっとこ聞き取れる位で、何をするにもすごい努力が必要であることが手にとるようにわかりました。 その方が出産し、育児も自分でやり(足でオムツを替えたり、料理も洗濯も!)、それは感動的なお話でした。その話の中で、一番心に残った言葉が、 ”子供は社会の子供です” と高らかに、誇らしげにその方が語ったあの言葉だったのです。10代の私にはとても新鮮な響きでした。 この言葉に共感したことが、今に続いている・・・人と人とのつながりをとても 大切に思うことが、未来を明るくしてくれるような気がしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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