テーマ:労働は生活の基礎(20)
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畑にいると、
ときどき、 我を忘れている時があります。 多分、今までの人生で、夢中になって何かをやったことが少なかったのでしょう。 同じ借り仲間?の一人は これやってると 「癒されるんだよね~」 とうっとりと仰います。 忙しい合間を縫っての畑作業はストレス解消なのだそうです。 私はそこまでは行きませんが、 無心に草をむしっているときなど、 「自然と対話」をしているな と感じるようになりました。 実は自然の方では、何をするんだ、大事な草を抜いて、と怒っているかも知れませんが・・・ そう考えてみるのも楽しかったり。 そうしていつの間にか考えているのは母の事だったりします。 母もこうして、自然と対話していたのかな?などと。 畑作業を楽しく感じるのは 人間が自然に持っている力なのか? それとも母の遺伝なのか? などと考えてみるのも、面白かったり。 誰しも野良作業をしたいわけではないと思うので、 自然に備わった力、とは言えないだろうけど、 でも、実際やってみたら楽しかった、という人はひょっとしたら多いかもしれない、 ような気もします。 (今回初めて鍬を握るなんて方も、 楽しそうに畝を作っています。 私の3倍くらいのスピードでしかも、めちゃくちゃりっぱな畝を作るので、 何十年も?鍬になれていた私としては大ショック。 男性だから力はあるし、一般的に道具の扱いは器用な方が多いとは言えるかも。 と自ら慰めつつ。) 昔は多くは、自然に働きかけて、自然の恵みをいただくのが労働だったと思うのですが、 今でも、その労働がなくては人類はやっていけない、ことは確かです。 ということは、 それが楽しいものだ、 という遺伝子はやはり多かれ少なかれ、人という動物にすりこまれているに違いない、 とこじつけて、 人は自然と対話しつつ生活した方が幸せなのではないかしら? などと、考えています。 農作業(他に林業や水産業)だけでなく、 科学技術の開発も自然との対話だし、空や海や風や雲との対話もそうだと言われればそうなのですが、 それはそれで別個に発展していただいて結構なので、 一次産業の方も 希望者は誰しも参加できるようだといいな、 と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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