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今日の月曜日も、美術館での小学生の美術鑑賞がありました。
小学校5年生、2つの学校をしました。 一つは、先日事前学習に行った学校でしたから、目を合わせるとすぐ「あ、いる!」と言われました。 覚えてくれていてありがとうです。 今日の5年生、あれが見える、これがへん、これは何だ、とどんどん感想を話してくれて、それが拡がって対話にもなり、とても良かったです。 あまりこちらの出番がでてこない、これが、本当は理想だと思いました。 岸田劉生の作品、自画像から、奥さんの像、そして麗子像と見ていくうちに、その組み合わせが見えてきたようで、「家族なんだ」と喜んでもらった時は、とても嬉しかったです。 でも、やはり、岸田劉生の人物像は、「恐い」という印象が強いようです。 その怖さが何かを考えられると良いのですが。 どこかで知識が入っているのでしょうゴッホの「ひまわり」は人気で、「ワァ」と声をあげます。 5名~10名までのグループで見る対話式鑑賞が終わって、自由鑑賞、これは自分の好きな絵を1点選んで観て、感想を書く、ということをしたのですが、「自由鑑賞です、好きな絵の所に行って、感想を書いてください、というと、みんな、一斉に「ひまわり」のある常設館へ入って行きました。 「あれ、あれ」と思ったのですが、そこからすぐに出てきて劉生の作品へ行く人もあったので、ホッとしました。 感想の一つに、「ゴッホのひまわりのバックの黄色、その下には暗い色がぬってあるようで、深みを感じました」という、本格的な感想を書いている子どももいました。 小学生5年になると、漢字も読めるからでしょう。絵についている解説を読んでいます。 「グロテスクの味、これ何?」と聞く子がいました。 会話がはずんで、退屈そうな子がいなかったので、今日は、良かったな、という充足感を持ちました。 事前学習で、顔見知りになっていたことが良かったです。 来週もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.22 19:29:26
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