|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、緑の街づくりのシンポジュームに行ってきました。
街の人が、緑を介して関係を作る、その実践例が、実際に活動している人たちも来ての話しだったので、面白かったです。 話の中で、その活動に行く前の段階で、「関係」を作ることの大切さの話が出たのが、個人的に気になりました。 それは、今の世の中、「便利」になって、「個」でも生きられる、つまり他の人と「関係」がなくても生きていける、ということの怖さです。 高齢者の元気な人が、例えば大学に通って、勉強をしている、あるいは、家を留守にして、歩き回り、いろんな活動をする。そして、それは地域とか、家族とかに目を向けていない。つまり身近な「関係」にそっぽを向いて、とにかく元気だと言うのです。 確かに「自立」しています。 でも、高齢、というのは、恐い。いつ動けなくなるか分かりません。いつ痴呆症になるか分かりません。 その時、助けてくれる関係性があるかうか。 いつ「自立」から「依存」へ移行していくか。 その時、身近な人との「関係」が生まれていないと、生きていけなくなるかもしれないのです。 自分は元気で、こんなに活動していると言ってみても、それは、身体的に元気なうちだけです。 身体的に動けなくなると、だれかに頼るしかないのです。 そのために、元気なうちに「関係」が持てることをしなければいけない、ということです。 地域活動の意義は実はそういうことにあるというようです。 こうした話を聴いていて、私は、今、元気に活動しています。しかし、人との「関係」 は築けていません。 反省すべきだな、と思いました。 自立して、活動していていれば良いというものではないのです。いつ依存しなければ生きられない時が来るかしれないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.15 21:08:54
コメント(0) | コメントを書く |