As time goes by

送料無料。
惹かれるものがあるよね。確かに。

送料無料という単語を使いなさい。という指導？もあります。
確かに。使って、運送業者がタダにしてくれるか、というと
そうではなくて、
売る方は、通販する方は送料は必要です。

大手さんは、契約の種類がいろいろあって、
・・
つまり、何万個！と出すところは、えらいさんとえらいさんの
話で、決まる（想像）。
何万個の荷物が、どの業者が取るかで、違ってくるし。
別の競争原理が働く。

利益に吸収できる送料ってのを
考えてみよう。

6年前に、頑張ってじゃあ、この辺で仕掛けてみようと
ある商品のお試しセットってのを
考えた。
と仮定する。

お試しってくらいだから、理想はタダで、お届けしたい。

売っている商品の小さいのを組み合わせて
これで行こうとなったとする。
（お試しセットを何万個、何十万個、企画商品として作る場合は
何百万、何千万と、投資になるわけで、当然、リターンを
期待しての事で、確実であれば、イイお話、しかしこれは
出来ない。事情により。ヲッホン！）

商品代金は、たとえば、500円はどうしても欲しい。
これ以上下げると、お金をばら撒いている気持になってきて
気分はいいが、店は潰れる。と。
これで、送料無料にすると、
受け取る方は500円だけど、
送り出す方は、送料がかかるので、700円を送料とすると
送料円の赤字。
送料円を宣伝費として、
1000個キャンペーンすれば、、この場合の送料（70万）円の宣伝費となる。
人件費は見なくても。

実際は1200円かかるので、
完全にプレゼントとすれば、120万の投資。

70万だの120万だので考えるくらいであれば
（見なかったことに出来るお金の額・・うー。）
が少なすぎ。実際のところ。

いや、実は当方、本当に何もなかった・・のでので。

結局、儲けはしないが損もしない程度の
つまりは、プラマイゼロ、で、お受け取りになる方の
ご協力を仰ごう。と言う事になった。5年前。

そのライン、そのコンセプトに至るまで、どれ程の時間が
必要であったか、今、思い出しても
すごい議論の量であった。

これ、深いんですよ・・・本当に。

あたしは言いたい。
送料無料は、幻想なんだと。
かかるもんは、かかるんだと。
ピンポン！と、運送業者さんが、あなたのおうちの玄関ドアまで
希望した商品が、届く！この厳然たる事実を
見つめて欲しい。

化粧品のサンプルでも、重さが50グラムでも、
カニでも、イカでも、象でも。
ハイ！と、手渡しってのは、費用がかかっているんだと。
自覚して欲しい。

思いをイタス。

大切であるよ。

送料無料だといいのに。

自分で買いに来い！

これねえ、大手さんの戦略で送料無料があるとしても
最初のお試しね。
絶対、他の商品価格に転嫁されてる。
商品代金に転嫁されてるのは、買う方はわからない。

でしょ？


ウチは、実は全国一律の送料を頂いております。
これには、こちらの理由付けがあり、
遠いから送料が高い、、のはやっぱりお気の毒であると。
ネット通販の場合、これはイコールがいいのではないか？

とゆーわけで、お住まいになっている場所により
最終価格を変えるのは忍びないということで、
一律にしています。
差額がつまり、、販促費になっているわけですね。

そのくらいのサービスしかできないんですが。。実際は。

でもね、
送料って、525円、頂戴しているわけ。
525円ですよ。
電車に乗って、どこまで行けますか？
ねえ、安いですよ。

うちの場合ではないけど、
1000円の商品だと、この送料が目立ちます。
5000円だと。。。
10000円だと。。。と、考えていくと・・

テレビの通販、
今はだいたい、、6800円の商品くらいで、落ち着いてますね。
単価。
送料は無料ではなく、隠れる事の出来る価格なんでしょうね。

この瞬間にも、日本全国を飛び回る運送業者さん！
頑張ってください！
あたしは、あなた方のこと、忘れてないっ！
安全運転、確実配送！

ウチのお届け品、ちゃんと、ハイ！してくださいませ。

何を言いたいんだか・・・