As time goes by

一日中、嬉しい気持で過ごしたので
風邪の最終章、咳が時々ごほごほも、あまり気にならずに済んだ。

嬉しい気持の原因は、
早速の、設計事務所からのお返事であった。

（予算これこれで、、出来るかどうか、の質問メールを
思い切って出したのだ。）

結論、
やってやれない事はないと思います。
ディテールにコダワリさえなければ・・。

というものであった。

大まかな、仕様も当方の見た範囲は過不足の無い書き方で
添えられていた。

この人は、すごい。

お礼のメールを、
溢れる思いをそぎ落とし、最小限度の質問とした。

単発のコンサルの日当を教えておいて下さい。

さてこのお家。



赤がいいのか、壁がいいのか、
ペアガラスの正方形サッシにした場合、これがビリジャンになっていいのか、
はたまた、セルリアンブルーで、・・・と広がってしまい収拾がつかぬ。

ピーターラビットを生んだビアトリクス・ポター（Helen Beatrix Potter、１８６６～１９４３年）が、その半生を過ごしたヒルトップ（Hill Top）は、湖を挟んで、ウィンダミアの街とは反対側のニア・ソーリー（Near Sawrey）にある。

　彼女は、ナショナル・トラスト運動の創始者の一人の友人として、自身の財産で多くを小屋、１５の農場、約４,０００エーカー（１６km²）の土地を買い、その美しさが失われないようにした。 絵本に出てくる風景が今もそのまま残っている。

彼女の家は確か、、
グレーの壁と、同じ感じのブルー系の窓枠であり、
屋根はこれまた、地味な濃いグレーであったと、、記憶するが
20年近く前なのでハッキリしない。

あの、白がやはりいいのかな？（壁）とか
思っていたら、やはり、特殊なガンで吹き付けて、、
（下地これこれの後）とあり、（仕様書）
なるほど。それだから、
奥行きが出て、窓枠が生きるんだ。

どこの、メーカーだろうか、、と外国のも探したが
無かった。
オーダーだそうである。
この、窓枠のデザインを、自力で出来るのであれば
こわいもんなしである。

ただし、
断熱仕様ではありません。とある。

優しいのだ、。
事務所であるからこれでいいが、この窓をそのまま住宅に使うのは
ちょっと、ためらう。の意味である。

本当は、それはです。といろいろ書き連ねてお返事したかったが
止めた。
でえいち、
現在はまだ土地が無いのである。
有る様な、無い様な、、くらいになってからの話である。

彼女の仕事に敬意を払うのであれば、
やはり、モデルを作って、持参し、
教えを請うのがよろしかろう。

夫に、一度見てもらおう。
了承を得る。
ちょっと、派手と思っているようだ。
派手なくらいがあのロケーションでは丁度いいのだ。
防犯にもなるし。
なんなら、夜分は、ライティングしてもいいくらいである。（笑）

とんでもない！（予算的に無理）でしたら
あきらめます。と連絡したら、
出来んことないで。と言ってもらったわけだ。

嬉しいこと、この上ないのだ。