先週、ベランダの掃除をした時に二台あるエアコンの室外機を同時にさわったらビリビリ来たので、念のためACの極性を合わせるために検電ドライバを買ってみました。
ACコンセントは「極性が無い」と思われがちですが、対地で電位が変動するホット(LIVE)側と基本的に変動しないコールド側(NORMAL)の端子があります。
電気製品を使用するにあたり、通常極性を意識する必要はありませんが、「本来の設計上考慮した方向にコンセントを挿入する」ことによって、より性能を発揮出来るようになります(オーディオの雑音が減る、金属フレームをさわった時に安全性に影響がない範囲でのピリピリ感がなくなるなど)。
今回、エアコン室外機のピリピリを契機に家中のコンセントの極性をチェックしてみました。
コンセント側
通常は、ACコンセントの穴のうち長い方が通常はコールド、短い方がホットになっています。しかし、逆の極性でも電気製品は正常動作してしまうため、配線工事屋さんが間違って配線しそのままになっているケースも多いようです。
写真のようにコンセントの左右で微妙に長さが違う。通常は長い方がコールドである
ということで、ここで検電ドライバの出番です(!!)。検電ドライバを差し込んで上おボタンを押した際に光る方がホット、光らない方がコールドになります。ちなみに幸い我が家のコンセントすべて極性があっている(長い方がコールド)でした。
ホット側に差し込むとネオン管が光る
コールド側に差し込むとネオン管が光らない
ACコード側
ACコード側は表示を頼りに極性を確認して接続先を習性します。ざっとネットおよび実機で確認したところだいたいの見分け方は以下のような感じみたいです。
- ACケーブルに文字が入っている場合文字がある方がコールド側
写真では左側のケーブルに文字があるから右側がコールド側
- 黒いACケーブルに白い筋が入っている場合、筋がある方がコールド側
- ACコンセントを見て、小さい△がある場合、そこがコールド側
- インレット(ACケーブルの本体に差し込む部分)を見て「N」の文字がある方がコールド側。
※この場合、ACコンセントの極性を確認しても、極性がわからないため、コンセント側を差し込んだ状態でインレット側に検電ドライバを差し込み極性を確認します。
「N」の文字が印字されている方(写真では左)がコールド側
- どっちでも良い場合は表記はなし。
ということで、家中の電化製品の極性を確認しまくりました。結果プラズマテレビ、PC本体、PC用スピーカ、リビングのエアコン(こいつがビリビリの原因)の差し込みが逆と判明し修正しました。
心なしかかPCの音が良くなった気がする(気のせいかも)。
検電ドライバ自体はそれほど高いものではないので、気になる方はお試しを...。
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