箱庭

1936年1月1日　大日本帝国　東京都千代田区　皇居

　大日本帝国国家元首　大本営閣下
「・・・で、何だ、また我国でやることになった」

　大日本帝国首相　岡田啓介
「まだまだやってない国がたくさんあるのですけどねぇ」


「まぁ、DDAでやるのは初めてだし、やりたいことも見つけたからな」


「やりたいことって何ですか？」


「日米同盟」


「・・・普通！　わりと普通ですよそれ！」


「普通って言うなぁ！」


「似てる！」


「朕のCVは新谷良◯だったんだよ！」


「な、なんだってー！（AA略」


「アホなやりとりは置いておいて、理由はそれだけではない」


「ああ、そうなんですか？」


「ここまで、いくつかのプレイをしていて、作者は思ったらしい」


「・・・日本、侵略されすぎじゃね？」


「侵略していた張本人が言う台詞ではない気がしますが」


「朕も色々出たがほとんどモブだったからなぁ」


（そりゃあ、我国でプレイしているわけでもないのにメイン級の扱いされたらわけが分からんしな）


「ツっこみたいなら声に出して言え！」


「す、すみませんでした」


「で、なんとなく見返してやりたい気持ちになったそうだ」


「だから侵略した張本人が言うことかと・・・しかし、理解しました」


「よろしい。では当面の目標を伝える」


「アメリカと同盟を結ぶのでしょう？」


「はぁ？　アホか？」


「バカにアホって言われた！　死にたい！」


（こいつは・・・）


「あー、アメリカはまだ孤立主義の国だ。よって、軍事同盟を締結することはできない」


「確かにそうでしたね」


「ゆえに、アメリカが軍事同盟に参加できるようになるまで若干の猶予があるわけだ」


「なるほど。閣下はどうしたいとお考えで？」


「日中戦争」


「(笑)」


「笑うな」


「いや、順当すぎて・・・」


「やかましいわ。分かったらさっさと広西に独立保障かけてこい」


「そして、国広内戦勃発と同時に介入、ですか」


「そうだ」


「かしこまりました、閣下」


（　‘д‘）パーン
　　⊂彡☆))Д´）


「痛っ！　何をするだァーッ！」


「いや、閣下のイントネーションがバカにしていたような気がしたので、つい」


「してませんよ。では行って参ります」


「サムズアップ！」


続く。

HoI2集

大日本帝国AAR2