33、人食い人種主義人民共和国

2008年10月20日

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仮に、人類が１００億人いて、食料が１億人分しかなかったら、どうなるであろうか。　生存競争に生き残るのは、資本主義者でも、共産主義者でもない、人食い人種主義者である。

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　かつて、スペイン人が植民地としていたこの島で、食料危機が起こり、抑圧された島民達が、革命を起こし、スペイン人達を食べた。

　そして、数世紀経った今、その惨劇は、人々から忘れられていたが、ある日、奇妙な事件が起き、それに興味を持った一人の男が、この島を訪れた。

「ここは、人食い人種主義人民共和国だな？」

「だんな、変な噂話にだまされちゃだめですぜ。この島には、ミッション・インポ島(実行不能の島）と言う、りっぱな名前が、ちゃんとあるんですから。」　

「死者が、よみがえると言う噂も、嘘か？」

　男は、文化人類学の研究の為に、この島に来たのだが、ガイドに、この島について尋ねたのである。

　男は、ガイドに頼み、噂の場所まで、案内してもらったが、日も暮れかけたので、ホテルに泊まる事にしたのである。

　すると、警官が訪れ、護送中の凶悪犯が逃亡し、この付近に潜伏している可能性があるから注意する様にと伝えて来たのである。

　そして、そのうちの一人が、捕まり、ホテルに警官と入って来たが、周囲の様子がおかしい事に気づいた。

「あれは、ブギーマンか？」

「いやちがう。　あれは、ゾンビだ！」

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　ゾンビとは、蘇った死者である。　いや、すでに死んでいるのだが、それに気付かず、まるで生きているかの様に、徘徊し、人を襲っては食べる死体の事である。

　彼らは、数世紀前に革命を起こし、人食いを行った者達の亡骸(なきがら)であろう。

　彼らは、墓場から蘇り、次々と、街に出て行って、あたかも、侵略者に襲い掛かるかの様に住民を襲い、満月の中を、まるで、人影の様にさまよっていたのである。

　そして、時折、昔の何かを思い出したかの様に、彼方に片手を差し伸べ、それを掴もうと言うしぐさをしたりするのである。

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最終更新日 2018年11月19日 20時26分17秒
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■コメント

Re:33、人食い人種主義人民共和国(10/20)

はじめちゃん5053 さん

himitujinjyasan

kotiranokijimo omosiroidesune

waraiwo itadakimasita (2016年06月18日 23時37分43秒)

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Re:33、人食い人種主義人民共和国(10/20)

はじめちゃん5053 さん

himitujinjyasan

jituni omosiroi kijidesu

ikinokorunoha sudeni wakatteirunodesune

aa kowaidesune osorosiidesune (2016年07月19日 01時02分50秒)

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Re[1]:33、人食い人種主義人民共和国(10/20)

秘密神社さん

はじめちゃん5053さん
＞himitujinjyasan
＞
＞jituni omosiroi kijidesu
＞
＞ikinokorunoha sudeni wakatteirunodesune
＞
＞aa kowaidesune osorosiidesune
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　ありがとうございます。

　このブログは、最初、小説ブログにしょうかと思ったのですが、パクられるだけなので、途中で、この記事も書かなくなりました。

　この記事を書いてから、ゾンビブームが起きたのです。

　また、バイオハザードも、ゾンビものです。

(2016年07月19日 07時47分27秒)

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