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日テレ系於(をぅ)とおてぃ、「秘密のケンミン・・・」んでぃ言(ゆ)る番組ぬあいしいが、くねえだあ、沖縄(うちなあ)ぬ「サーターアンダギー」ぬ取(とぅ)い持(む)たっとおいびいたん。
いいくるうぬ番組んかい出(ん)じとおる具志堅用高ぬ「石垣ではサーターテンプラーと言っていたけどね」んでぃち、叫(あび)とおたしが、うりにちいてぃぬ他(ふか)ぬ人(ちゅ)お、ただ聞(ち)き流(なが)らするうっぴどぅやいびいたる。 「サーターテンプラー(サーターティンプラー)」んでぃ言ちょおたしえ、何(ぬう)ん石垣びけえのおあいびらん、我(わ)っ達(たあ)、うるま市まんぐらんじん、あん言ちょおいびたん。確かに、早(ふぇえ)くお、いいくる「サーターティンプラー」どぅやたる筈(はじ)やいびいしが、何時(いち)ぬ間(みい)がやら首里那覇(しゅいなあふぁ)言葉(くとぅば)ぬ「サーターアンダギー」んかいけえ変(か)わとおいびいん。昔ぬNHKぬドラマ「琉球の風」んじん、「サーターアンダギー」んでぃる言ちょおいびたる。 言葉んでぃせえ、言い立てぃゆる力(ちから)ぬある所(とぅくる)ぬどぅ、広(ふぃる)まい易(や)っさるむぬやんでぃ、思(うむ)やびいん。 『沖縄語辞典』ぬんかい「サーターアンダギー」やあしが、「サーターティンプラー」や無(ね)えやびらん。やいびいしが、地方言葉ん混(ま)んきてぃ示(み)してえる『うちなあぐち大字引』んかいやあいびいん。 「サーターアンダギー」や漢字せえ「砂糖油揚ぎい」、「サーターティンプラー」や「砂糖天麩羅」やいびいん。 筆:比嘉清 【訳】 日テレ系で「秘密のケンミン・・・」という番組がありますが、この前は、沖縄の「サーターアンダギー」が取り上げられていました。 この番組によく出演する具志堅用高が「石垣ではサーターテンプラーと言っていたけどね」と発言しましたが、これについては他の出演者はただ聞き流すだけでした。 「サーターテンプラー(サーターティンプラー)」といっていったのは、何も石垣だけではありません。わがうるま市あたりでも、そのように言っていました。確かに、以前は、大体は「サーターティンプラー」だった筈なのですが、いつのまにか首里那覇語であるぬ「サーターアンダギー」にとって代わってしまいました。昔のNHKのドラマ「琉球の風」でも「サーターアンダギー」でした。 言葉とうものは、発信力のある地域語が普及するものなのだと思う次第です。 『沖縄語辞典』には「サーターアンダギー」はあるが、「サーターティンプラー」はありません。ですが、地方語を併記している『うちなあぐち大字引』にはあります。 ちなみに、「サーターアンダギー」は漢字では「砂糖油揚ぎい」、「サーターティンプラー」は「砂糖天麩羅」です。 筆:比嘉清 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年12月23日 11時29分16秒
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