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カテゴリ:ペンション
そろそろ、 シーズンの折り返し地点に かかろうとしている網地島。 それぞれがそれぞれなりの思い出を作り、 後ろ髪を引かれるような想いで島を後にしています。 毎年来てくださっている、あるお客様。 いつも1泊だったのが、今年は2泊です。 「今年は、なんつったって2泊ですから、2泊!」 と、少年のような顔で来島されました。 いよいよ帰らなければならない時間。 子供があまりにもはしゃぎすぎる。 それを、静かにしなさい、とたしなめる。 子供は、親のいう事をまったく聞かない。 「裸足で駆け回るのはやめなさい!」 敷地のほとんどに、ウッドデッキを張ってあるから、 裸足の足の裏が気持ちいい。 「余程、楽しいのでしょうね。」と私。 「もう、嬉しくて嬉しくって・・・すみません。」とお客様。 「きっと、名残惜しんでいるのでしょう。」と私。 「俺だって、帰りたくね~~え!!」とお客様。 その気持ち、よ~~く解ります。 13年前の私がそうだったから。 当初、島はセカンドハウスでした。 週末を島で過ごし、 日曜の午後に仙台にある自宅に帰っていた。 帰る時、決まって思うことがこれでした。 “帰りたくな~~い!” “ずっと島に居た~~い!” 結局は、都会の生活の一切を清算して、 島に移り住んでしまった。 それからは、 “やりたくは無いけど、仕方がないからやる” というのは止めました。 やりたい事だけをやる生き方。 やりたくない事は、一切やらない生き方。 作られた“常識”から、一歩離れた生き方。 これって、本来の生き方なのですね。 やっと、気付かせていただきました。 ペンション晴耕雨読にいらっしゃるお客様、 今はそういう生き方は出来なくても、 いつかは翼が生えて天高く飛び立てる時が来るでしょう。 帰るお客様のほとんどが、 「又、来年も絶対に来ますから。」 と言って下さる。 ありがたい事です。 幸いにしてか、三次元的に言えば客層が良いのがうちの特徴です。 高い波動を持っていらっしゃる方が多いのに気付きます。 きっと、心から癒されて、 心のささくれ立った部分が 無くなっているからなのでしょう。 たった2、3日間の休日を、 ゆったりとした時間の流れの中で過ごされて、 自然の中にいることが、どれほど心穏やかに成れるのか、 本来のあるべき自分に戻れるのか、 思い出していただけたのでしょう。 その時は、きっと何が起きても許せるのかも知れない。 きっと、五次元波動に振れているのでしょう。 都会に戻っても、島にいた時と同じような おおらかな心で自分も人も、一切を許せる人であって欲しい。 そして疲れたら、又島においで!! 山から採ってきたヤマユリです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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