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大学の特許収入が初めて6億円を超える
2005年度に国内の大学が得た特許収入の総額が初めて6億円を超え、過去最高になる見込みであることが文部科学省の10日までの調べで分かった。 これまでに調査した国立大の05年度の特許収入が総額約4億5000万円で、集計途中の公立、私立大の分が約1億9000万円に達した。文科省は「知的財産の活用が組織的、戦略的になってきた証しだ」と評価している。 携帯電話や大型スクリーン、信号機など広く使われるようになった青色発光ダイオード(LED)技術で03年度に4億円以上、04年度も3億円以上のずばぬけた収入があった名古屋大は、一部の特許権が切れたが依然1億9900万円余りを確保した。 さらに、岩手大が化学や情報通信関連技術で約4800万円、筑波大が発光ダイオードを用いた眼底検査装置の製造技術で約3600万円、北海道大が無線LANの通信容量を大幅に増やす技術で約2000万円など、その他の大学が大幅に伸びた結果、04年度に2校だった1000万円以上の国立大は8校に増えた。 サイエンスポータル:400以上の科学関連サイトつなぐ 科学に関する400以上のサイト(ホームページ)につながる「サイエンスポータル」が開設された。科学技術振興機構(JST)が7日から公開しているもので、各サイトを個別に訪れて情報を探す手間が大幅に省ける。 サイエンスポータルは▽毎日更新する「ニュース」▽週1回更新する「特集」▽随時更新する「情報」から成る。ここを拠点にして研究所や報道機関、官公庁など422のサイト(公開時)に移動できる。利用は無料で、行き先も情報閲覧だけなら大半は無料だ。 一般の人も読んで楽しめるよう「特集」を充実させており、公開時には「脳トレ」などで知られる川島隆太・東北大加齢医学研究所教授のインタビューを12回(3カ月)に分けて連載する。毎朝の新聞各紙の科学技術ニュースも紹介する。 また、研究者や理工系学生向けに、求人情報、研究費の公募、研究所の記者発表資料、官公庁の報告書や白書、8月までの学会カレンダー、論文や文献のデータベースなど専門情報も豊富だ。今後は大学へも情報提供を呼びかけるという。沖村憲樹理事長は「科学技術の今が分かり、知的好奇心も満たせる、役に立つ案内窓口にしたい」と話している。 サイエンスポータル 大学が特許収益を得るのは賛成できないですね。 研究場所の提供にすぎないはずです。 企業ではないのですから・・・ ★ 産業総合(新事業・新商品など)ニュース ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月10日 23時50分55秒
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