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カテゴリ:自然・科学・宇宙
温暖化でオーストリアの氷河の後退が過去5年間の最高に
オーストリア山岳会は29日、同国の氷河が温暖化のために解け、2006-07年に平均で22メートル以上後退したと発表した。ここ5年で最高の後退だという。 ![]() ≪写真は、オーストリアのレッテンバッハ氷河≫ ![]() ![]() ![]() 同山岳会によると、観測を続けてきた93の氷河のすべてが昨年は解けて後退し、その平均は22・2メートルに及んだ。後退が最も激しかったのは南西部のエッタル氷河群のヴァイッセー・フェルナー氷河で、96・5メートルも後退した。また、南部の2カ所の氷河でも後退がそれぞれ、87メートル、84メートルに達したという。東部の氷河は比較的後退が少なく、平均以下だった。 2006-07年にかけての冬は通常よりも平均気温が3・2度高く、07年の4月は5・5度も高かった。同山岳会は過去115年にわたって、国内の氷河の観察を続けている。 ![]() ![]() 深刻ですね ★ 環 境 ★ ★ 産業総合(新事業・新商品など)ニュース ★ ★ 社会問題 ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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