紅子のセレブなグルメ日記

日差しのあるところはそこそこ暖かかったけど、風が強くて、しかも冷たい！なので、気温よりも寒く感じた一日。冷たい北風は体にこたえるなあ・・・。

そんな中、気になるデザートがあったのでお出かけ。向かったのはホテルニューオータニ東京内のガーデンラウンジ。こちらで今月まで、ピエール・エルメの秋のデザートが食べられるというので、ギリギリ行ってきました。

一角でブッフェがやっていますが、カフェの利用を告げると見晴らしのいい窓際に案内してくれました。お天気がよかったので、庭園がとってもきれいに見えました。眺めがよくて、こちらのラウンジはお気に入りです。

メニュー表を渡されて、見るとおいしそうなものがたくさんありましたが、早速お目当てのデセールをオーダー。紅茶は２種類から選べて、今回もピエールの名前のついた方をオーダー。今度はもう一方のほうにしよう。

程なくして、紅茶が運ばれてきました。

テ　ジャルダン　ド　ピエール。ジャスミンのような中国茶がベースの紅茶で、すっきりとした味わいです。甘い物の後には、さっぱりとして好きですね。

紅茶を先に飲みながら、しばしぼーっとしていると、お待ちかねのデセールが運ばれてきました。そのお姿はこちら！

Dessert d' automne au GL。サントノーレサラ、マカロンショコラ、マカロンイマジン、ボンボンショコラ　アンフィニマン　ヴァニーユがワンプレートに盛られた、ぜいたくなデセールです。

サントノーレサラの背面です。栗、抹茶、パッションフルーツを使ったサントノーレ。構成は下から、パイ生地、マロン？クリーム、マロン、抹茶クリーム、パッションフルーツクリームをトッピングしたプチシュー×３、マロングラッセの欠片。とっても美しいフォルムでとってもおいしそう♪

では、実食！！

スパッと断面です。パイ生地は少し塩気のあるもので、クロワッサンを思わせる生地。さくっとして、ハラハラと零れ落ちるパイはなかなかおいしいです。クロワッサンもきっと美味しいかも。

その中にマロンのクリームとマロンの粒が潜んでいるのですが、これが少なくて、しかもあんまり栗の味わいがなく、抹茶に負けてしまっていたのが残念。

その抹茶クリームは、色目よりも抹茶の風味は弱く、苦みよりも甘味のほうが強い仕上がり。口どけは滑らかで、ホイップの立て方はちょうどよかったです。

プチシューの断面です。中にも生クリームっぽいクリームが入っていました。トップにアイシングされたパッションフルーツの酸味が際立っていて、クリームの味わいがちょっとかき消されてしまった感じ。シュー自体はさくっとしておいしかったです。

サントノーレの部分は抹茶とパッションフルーツの味がほとんどで、栗はどこ？的だったのがちょっと残念でした・・・。しかもパイ生地がハラハラして、食べにくかったのが難点。要改善ですかね。

続いて食べたボンボンの断面です。バニラの風味が強いビターなチョコで、こちらは流石なお味でした。

マカロンショコラの断面です。しっとりしたマカロン生地にアーモンド風味のプラリネがはさまれていました。ねっとり感が弱かったので、私はこういうほうが好きです。チョコが濃くておいしかったです。

マカロニイマジンの断面です。プレーンのマカロン生地に、抹茶のペースト、その中に黒ゴマのペーストが入った、手の込んだマカロン。和風な仕上がりで、こちらの方がオリジナリティがあって好みでした。

栗、抹茶、パッションフルーツというコラボがどういうお味なのかすっごく楽しみにしていったのですが、思いのほか一番のマロンの味わいがあんまりなく、抹茶とパッションフルーツにほぼ占拠されてしまったところがちょっと期待外れで残念でしたが、どれもそれなりにきちんと美味しかったのでよかったかな、と思いました。